【感染性胃腸炎流行状況】 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/57/1292573795854.html ● 感染性胃腸炎とは 冬季に流行のピークがみられるノロウイルスやロタウイルスなどによる感染症で,人から人へ感染する場合と二次汚染した食品から感染する場合があります。 特にノロウイルスは,非常に感染力が強く,施設内等では感染が拡大し,多くの方が罹患する傾向があることから,健康被害を受けやすい高齢者施設,保育園や幼稚園などでは,次の点に注意してください。 ● 予防のポイント ・ 感染予防の最も有効な対策は手洗いです。トイレの使用後,調理の前,食事の前,下痢の患者の汚物処理やオムツ交換をした後は,石けんと流水で手洗いし,清潔なタオルまたはペーパータオルで拭きましょう。 ・ 患者の吐物や便には,多量のウイルスが含まれているので,これらのものを処理する場合は,使い捨てのエプロン,マスクと手袋を着用し,ペーパータオル等で静かに拭き取りましょう。拭き取った後は,次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤,塩素濃度200ppm)で浸すように拭き取り,その後,水拭きをしましょう。 ・ 食品は,中心部までしっかり加熱しましょう。また,調理器具等はよく洗浄・消毒し,野菜・果物などは十分に洗浄しましょう。