救急の日及び救急医療週間の行事の一環として,地域住民等の救急医療及び救急業務に対する正しい理解と認識を深めるため,救急法等講習会が開催されました。 開催日時 平成25年9月12日(木) 13:30〜15:30 開催場所 松永沼隈地区医師会保健福祉センター 2階 大会議室・小会議室 主 催 松永沼隈地区医師会,福山地区消防組合 後 援 福山・府中地域保健対策協議会 参加者数 50名 ● プログラム [講習会場の様子] 13:30 開会あいさつ 松永沼隈地区医師会 橘 英 之 会長 13:35 講演「ダニ類が媒介する感染症と対策について」 社会医療法人沼南会 沼隈病院 内科部長・地域連携室長 藤 原 惠 先生 14:30 閉会のことば 松永沼隈地区医師会 宮地 康夫 救急担当理事 14:35 実技体験講習 「自動体外式除細動器(AED)の使い方等」 指導:福山地区消防組合 西消防署職員 【講演】 最初に,社会医療法人沼南会 沼隈病院 内科部長・地域連携室長の 藤原 惠 先生をお招きし,「ダニ類が媒介する感染症について」というテーマでご講演をいただきました。講演では,ツツガムシやマダニなど(以下「ダニ類」という。)が,ウイルスや細菌などの病原体を保有している場合,咬まれた人がそれら病原体に起因する感染症を発症する場合があり,国内では,つつが虫病や重症熱性血小板減少症候群(SFTS),日本紅斑熱などが知られていること。感染症の危険性を軽減するために,疾患を疑うキーワードについて説明や,ダニ類に取りつかれるのを防ぐためにどうすればよいか,行動編と服装編に分けて予防のポイントなど,受講者の皆様にわかりやすく説明していただきました。 (講演資料(PDF)はこちら) [藤原先生のご講演の様子] 【実技体験講習(心肺蘇生法,AEDの使い方)】 講演の後は,隣の会場に移動していただき,引き続き,福山地区消防組合西消防署の職員により,心肺蘇生法やAEDの使い方について指導していただきました。受講者の皆様は積極的に参加され,AEDの操作方法や胸骨圧迫など,人形を使い,心肺蘇生法の実技について,熱心に実践をされていました。 [実技講習の様子] ★心肺蘇生法やAEDの使い方については,次のホームページでも詳しく紹介されていますので,参考にしてください。 【 日本医師会 -救急蘇生ガイド- http://www.med.or.jp/99/ 】