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今シーズン広島県では,平成23年1月13日に流行入り,1月19日に注意報発令,2月2日に警報を発令していました。 |
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昨シーズン(平成21年〜平成22年)の流行のピークは,平成21年第48週(11月23日〜11月29日)で,例年と異なり2ヶ月程度早く迎えましたが,今シーズンの流行のピークは平成23年第5週(1月31日〜2月6日)で,例年とほぼ同じ時期でした。 |
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ただし,今シーズンの特徴として,平成23年第5週(1月31日〜2月6日)にピークを迎えた後,平成23年第11週 (3月14日〜3月20日)に再びピークとなりました。この「二峰性」は,過去10年では見られなかったことです。
最初のピークは,インフルエンザ(H1N1)2009(※)及びA香港型(H3)のA型のウイルスが主流で,2回目のピークはB型のウイルスが主流であったとみられます。 |
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今シーズンの年齢階層別の報告数累計割合は,昨シーズン流行したインフルエンザ(H1N1)2009で多く感染した年齢層と同様に,15歳未満が全体の約80%を占めました。 |
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集団かぜで休校や学級閉鎖等の措置を行った学校等の報告数は,現時点で延べ624件で,最も報告数が多かった週は,平成23年第11週(3月14日〜3月20日)の78件でした。 |