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vol.108 きな粉

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レシピ vol.108


き な 粉


         
    

きな粉は、大豆を高温で炒って冷ましたものを粉にしたもので、大豆そのものに一番近い大豆加工食品で、消化吸収に優れた食品です。
大豆の栽培が盛んになった奈良時代にはすでに食べられていたようです。
家庭でよく食べられるようになったのは大正時代頃からで、当時は各家庭で大豆を炒り、石臼でひいて利用していたそうです。
原料である大豆は"畑の肉"と言われるように多くの栄養素が含まれています。



イソフラボンは大豆胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種です。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで注目されている成分です。
欧米では日本人の骨粗鬆症や更年期障害、乳ガン等の発生率の低さの秘密を大豆イソフラボンだと研究しています。
ただ、イソフラボンはたくさん摂ればよいという問題でもないようです。
最近ではイソフラボン成分を含む"特定保健用食品(トクホ)"やサプリメントなどの商品が数多く出回り、イソフラボンを摂ろうと思えば簡単に摂れます・・・が、長期的に多くのイソフラボンを摂取した場合の安全性は不明のため、日常の食生活でいろんな大豆食品を食べることが大切なようです。

イソフラボンは1日70~75mgが摂取する上限となっており、豆腐100gあたりに含まれるイソフラボンは平均40mgです。


閉経後の骨密度低下を抑えたり、抗酸化作用で老化抑制効果を期待したり、便秘改善に役立ったりと、うれしい情報が入るとついつい食べ過ぎたり、カロリーを余分に摂取してしまいがちです。きな粉も納豆も豆腐も"身体によさそう"というイメージがありますが、原料である大豆にはカロリーもあります。大豆はたんぱく質を多く含みますので、肉や魚と同じ仲間ということを忘れずに!
特に腎臓疾患のある方は医師や栄養士に相談しましょう。






材料(作りやすい分量)5つに分けて一人分80Kcal
牛乳 300cc
300cc
粉寒天 4g
マービー(甘味料) 60g (お好みで調整)
きな粉 大さじ2

作り方
1. 鍋に水と粉寒天を加え中火にかけ、沸騰したら弱火にして、混ぜながら約2分煮る。
  火を止めてマービーを加えてよく混ぜ合わせる。
2.1に牛乳ときな粉を一気に加え、泡だて器でよく混ぜる。
3.荒熱がとれるまで冷まして、お好みの器に流し入れる。





材料(一人分)   103Kcal
ほうれん草   30g
にんじん 10g
さつま芋 20g
こんにゃく 20g
きくらげ 1g

木綿豆腐 50g
パルスイート 少々
白ごま 2g
うすくち醤油 3g
きな粉 小さじ1

作り方
1.ほうれん草は茹でて水気を切り、2cm程度に切っておく。
2.にんじんは食べやすい大きさに切り、茹でておく。
3.さつま芋は1cmの角切りにして、蒸しておく。
4.こんにゃくは1cmの角切りにして、茹でこぼしておく。
5.きくらげはせん切りにして、さっと茹でておく。
6.すり鉢にかっこ内の調味料を入れ、なめらかになるまでよくする。
7.1~5の野菜と6を和える。

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