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1.子どもの症状をみるポイント

知っておきたい子どもの救急


はじめに

  1. 子どもの症状をみるポイント
  2. 病院のかかり方
  3. 元気がない、機嫌が悪い
  4. 発熱
  5. けいれん
  6. 咳、喘鳴(ぜいぜい)
  7. 腹痛
  8. 嘔吐・下痢
  9. 発疹(じんま疹)
  10. 頭部打撲
  11. 異物誤飲
  12. こどもの救急蘇生
  13. 相談窓口

おわりに

 子どもは急に体調を崩し、特に夜間に悪くなる傾向にあります。その際に「今受診すべきなのか」、「救急車を呼ぶべきなのか」、「様子を見て翌日かかりつけ医を受診すべきなのか」迷います。その際に子どもの様子を観察するポイントは3つです。
 「いつもと違う」が受診の目安です。日頃の子どもの表情、皮膚の色、呼吸の仕方などを観察しておけば、異常に気付きやすいものです。右ページの症状が一つでもあればすぐに受診しましょう。kodomo_new1.gif

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見た目、表情(意識の状態)

  • 視線が合わない、目つきがおかしい、無表情である
  • 機嫌が悪い、ぐったりして刺激しても反応が乏しい
  • 泣き方が弱い、呼びかけに反応しない

2 呼 吸

  • 呼吸が苦しそう、ゼイゼイ言って横になれない
  • 呼吸のたびに肩が上がる、胸がぺこぺこ凹む、小鼻がヒクヒクする
  • 呼吸が苦しくてしゃべれない
  • 咳こんで何度も吐く

3 循 環(血液の巡り)

  • 顔が白い・青い
  • 手足が異様に冷たい
  • 皮膚がまだら状になっている
  • 異様に冷や汗をかいている

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