5.発熱

お母さんが知っておきたい子供の病気
内科編

はじめに

  1. こどもの病気は
  2. こどもをよく観察しよう
  3. ホームドクターを持とう
  4. 救急病院の受診

    よくみるこどもの症状

  5. 発熱
  6. 嘔吐
  7. 下痢
  8. 腹痛
  9. 咳・喘鳴(ぜい・ぜい)
  10. けいれん(ひきつけ)

    こどもの事故

  11. 誤飲
  12. 転落・転倒
  13. 気道異物
  14. やけど
  15. 風呂場での事故

人口呼吸と心マッサージの仕方

予防接種の案内

こどもの病気インターネット案内

あとがき

体温について

 幼児の体温は一日のうちでも変動します。朝は最も低く、夕方に一番高くなります。年齢、季節などによっても変わります。体温計の種類、測り方によっても変わることがあります。一般に37.5℃位までは平熱と考えていいでしょう。日頃からお子さんの平熱を知っておくことが必要です。

家庭での手当て・・・

★まず体温を正確に測りましょう
★39℃を超えるような高熱になると手足の先が冷たくなり、ガタガタとふるえて寒気を訴え ることがあります。この時は布団をかけて暖めてあげましょう。しばらくすると手足も熱くなります。今度は熱がこもらないように普通の着衣にしてあげてください。厚着は禁物です
★嫌がらなければ氷まくら、冷却シートなどを用いましょう
★水分は充分に与えてください
★解熱剤は子どもの体重、年齢に見合ったものを指示通りに用いてください

 熱が高いから頭がおかしくなるということはありません。また、熱が高ければ病気は重症であるとも限りません。顔色も良く、笑顔もみられ、水分もとれて他の症状がそれ程強くなければあわてる必要はありません。

早めに受診する必要があるのは

★意識がはっきりしないとき
★けいれん(ひきつけ)を起こしたとき
★顔色が悪く、ずっとぐったりしているとき
★呼吸が苦しそうなとき
★嘔吐や下痢が激しく水分をとれないとき
などです

また、3ヵ月未満の乳児の高熱も注意が必要です

解熱について

 熱に対する抵抗力は個人差があります。乳幼児は38℃くらいでは気づかれないほど元気なものです。
熱を下げることは本来の病気を治すことにはなりません。本人を楽にしてあげるのが目的です。
氷まくら、冷却シートを使用する時は血流の多い首のつけね、わきの下、足のつけねを冷やすのが効果的ですが嫌がれば無理強いはやめましょう。

解熱剤は本人に活気があればあわてて使うことはありません。39℃前後以上をめやすにして、熱がほぼ上がりきったところで用いてください。
解熱剤の種類はたくさんありますが、インフルエンザのように使える種類が限られることもあります。お子さんの年齢、体重に見合うように指示に従って用いてください。

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