Home > メールマガジン > いきいき健康メール > 【トピック】尿酸値に注意しましょう

【トピック】尿酸値に注意しましょう

いきいき健康メール (2013年2月号)
2013年2月8日発行号
◎尿酸値に注意しましょう  尿酸の原料となるものは、細胞の核の中に含まれるプリン体というものです 。口から入ってきた食品の中のプリン体が、肝臓で酵素によって代謝されてで きる老廃物が尿酸です。  通常は尿と一緒に排泄されますが、腎臓がうまく機能しなかったり、プリン 体を多く含む食品を摂りすぎたりすると、尿酸が体の中に異常に蓄積されます 。  足の親指や膝の関節内で過剰な尿酸が結晶化すると関節内に強い炎症が起き て激痛を伴う関節炎(痛風発作)をきたします。痛風が進行すると、腎臓の機能 障害や心臓や脳の血管障害も出てくるので、主治医と相談しながら、食事を中 心とした普段の生活をコントロールしていく必要があります。 痛風は、圧倒的に男性、特に中高年に多い病気ですので、中高年男性は特に気 をつけましょう。 ◎尿酸(基準値)7.0mg/dl ○肥満傾向の人ほど尿酸値が高い傾向にあるので注意しましょう。 ○体全体を使って行う軽い運動(歩くなど)を1日30分行いましょう。 ○尿をアルカリに傾ける海藻類・牛乳・緑黄色野菜などのアルカリ食品を摂り  ましょう。 ○アルコールは尿酸の排泄を妨げます。特に、ビールはプリン体を多く含んい  るので、飲みすぎに注意しましょう。 ○お茶など水分を摂って尿量を増やして、尿酸の排泄を促しましょう。 ○プリン体を多く含んだ食品の摂りすぎに注意しましょう。  調理の際はゆでてから使うとプリン体を減らすことができます。  ※ゆで汁(つゆ)を飲むのは控えましょう。