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【トピック】あの赤い箱、いざという時に使えますか?

いきいき健康メール (2015年9月号)
2015年9月10日発行号
◎あの赤い箱、いざという時に使えますか?  9月9日は、9・9(きゅう・きゅう)という語呂合わせに由来した「救急の日」 とされています。1年前は救急車についてのお話しをさせていただきましたが 、今回は救急車が駆けつける前に市民のみなさんができる救急救命の方法の一 つ、「AED」についてのお話です。  心臓が止まってからの生存率は1分で7?10%ずつ減っていくと言われていま す。しかし119番通報してから救急車が到着するまでかかる時間は平均8.5分。 命が助かるかどうかは救急車が到着するまでの時間にかかっていると言っても 過言ではありません。  人が倒れて意識も呼吸もない様子だけど、近くにお医者さんは居ない...そん なときは「AED」の出番です。AEDとは、正常に動かなくなってしまった 心臓に対して電気ショックを与えて、正常なリズムに戻すための機械です。で も、そんなものを自分の判断で使っていいのかとためらってしまいますよね。  実は、その迷った時こそAEDを使うべき時なのです。  倒れた人に電気ショックが必要かどうかはAEDが診断してくれるので、不 必要に電気ショックを与えてしまうことはありません。また、必要ならば心臓 マッサージや人工呼吸の指示を出してくれるので、救急隊が到着するまでどう したらいいのかが分かるようになっているのです。  AEDを使った救護の大まかな流れは下記のようになります。(倒れた方に 呼吸がない場合) (1)まず119番で救急車を呼びます。同時にAEDを持ってきてもらうよう周り   の人に協力をお願いします。 (2)可能なら心臓マッサージと人工呼吸を開始します。 (3)AEDの箱が届いたら、開けて電源を入れます。 (4)AEDの指示にしたがって、衣服をはだけさせ、胸にパッドを貼ります。 (5)AEDの診断にしたがって、必要と診断されたら電気ショックを開始しま   す。 (6)あとは救急隊員が駆けつけるまで、AEDの指示に従って電気ショックと   心臓マッサージと人工呼吸を繰り返します。  実際に倒れた人の救護をする機会は稀かもしれませんが、もしかしたらあな たがやらなければならない時が来るかも知れません。いざという時に迷わず行 動できるよう、例えば、よく行くスーパーマーケットや学校、旅行先のホテル 、娯楽施設などで、AEDがどこに設置してあるかを予めチェックしておくと 良いかもしれませんね。ちなみに、福山市医師会のAEDは、健診のためにた くさんの方が来られる1Fロビーに設置してあります。  この記事をきっかけに、みなさんの救急救命に対する意識が少し高まったら 良いなと思います。