いきいき健康メール 2016年3月10日発行号

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      いきいき健康メール (2016年3月号)

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・・□■もくじ■□・・

1 感染症情報
2 今月のトピック「あの日、JMATが動き出した」
3 健康レシピ情報


■1■感染症情報
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◎ひとのうんちを、おなかの中に

 最近、糞便移植が注目されています。便は水分が80%、残りの固形部分が20
%で、その固形分のうち、約3分の1を占めているのが細菌です。この細菌には
多くの種類があり、腸の中で多くの細菌がいる様子を、なんと、お花畑に見立
てて、'腸内フローラ'と呼んでいます。
 最近の研究によって、バランスのとれた腸内フローラが腸管の免疫を活性化
し、私たちの健康維持を実現していることが分かってきています。そこで、潰
瘍性大腸炎、クローン病、ベーチェット病など、通常の治療で治りにくいと考
えられている疾患に対して、この正常な便の腸内フローラを移植して治療する
という研究がおこなわれています。
 実際のやりかたですが、健康な人から100gの便を提供してもらい、生理食塩
水と混ぜてフィルターでろ過します。この、ろ過した液体の中に、正常な腸内
フローラが存在します。この液体を内視鏡を使って患者さんの大腸内に移植し
ます。
 現在、安全性に問題ないか?効果はあるのか? などを検証中です。
 将来は、輸血の感覚で、便移植が行われるような時代が来るかもしれません
。今後の研究に期待しています。



■2■今月のトピック「あの日、JMATが動き出した」
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 2011年3月11日、あの未曾有の大災害から、5年の歳月が経ちました。改めま
して、亡くなられた皆様へ哀悼の意を捧げますとともに、被災されたすべての
皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 日本には、大地震や津波などの災害で現地の医療機関が大きな被害を受け、
診療が立ち行かなくなったときに、現地で医療支援をおこなう組織があります。
 それが、国の「DMAT」と、日本医師会の「JMAT(日本医師会災害医療チーム
-Japan Medical Association Team)」です。

 あの日から更に時を1年遡って2010年の3月、日本医師会では災害支援のでき
る医療チームを組織しようと動き始めていました。
 我が国には、災害発生時にいち早く現地に赴いて急性期の医療活動をする「
DMAT」がすでに国によって整備されていたものの、DMATが引き上げた後、中期
的に医療支援を引き継げる組織がありませんでした。
 そこで日本医師会で、急性期から現地の医療体制が回復するまでの間を支援
する組織「JMAT」を作ろうと議論を重ねていたのでした。

 そしてあの日、東日本大震災が起きたのです。まだ完成には至っていなかっ
たJMATでしたが、1年間の検討を元に動き出すこととなりました。
 自衛隊や航空会社の協力を得て、被災地を除く全国から、現地へ医師・医療
スタッフ・事務員のチームが組まれ、派遣されました。
 福山市医師会からも宮城県石巻市へ3名がJMATとして派遣されました。当会
は震災からある程度時間が経ってからの派遣となりましたが、先発隊は泊まる
ところもなく、避難所で現地の方々と一緒に寝泊まりしていたそうです。毎日
くる大きな余震もどれほど恐ろしかったでしょうか。

 地震・津波・火山の噴火・台風・洪水などの自然災害、工場爆発、航空機や
列車事故、放射線事故、そして生物・化学兵器によるテロなど、大災害はいつ
どこでどんな形で起こるか分かりません。
 そんな時、飛んでいって診療を助けてくれる組織、動き出してから丁度5年を
迎えた日本医師会の「JAMT」のお話しでした。



■3■健康レシピ情報
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 今回は、『筍(たけのこ)』を使った料理をご紹介します。
 温かい気候を好む竹は、春になると横に走る地下茎から次々と芽を出します
。この竹の芽に当たる部分が筍です。成長スピードが非常に早く、『筍』とい
う漢字には"旬日(あっという間)に竹になってしまう"という意味が込められ
ています。

「健康レシピ」は下記URLをクリックしてください
⇒ http://www.fmed.jp/kenkou/recipe/sonota/takenoko.html



 編 集 後 記
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 一雨ごとに暖かくなりますね。門出の春とも別れの春とも言いますが、い
 きいき健康メールにも私にもちょっとした変化があるかも...!と期待の春
 なのでした。(さ)

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