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【トピック】眠らない人は、認知症を発症しやすい!

いきいき健康メール (2017年12月号)
2017年12月8日発行号
◎眠らない人は、認知症を発症しやすい! ヒトの脳の重さは体重の約2%(体重50kgのヒトで1kg)程度しかありませんが、 脳細胞の消費エネルギーは体全体の20%にも及びます。 その消費過程で有害なタンパク質の老廃物が多量に生じます。この老廃物が 脳に蓄積するとアルツハイマー病のような認知症を発症すると言われています。 睡眠は脳の休息であると同時に脳内老廃物除去の役目を果たしています。 ある研究によれば、16時間以上眠らないでいると脳機能は酒気帯び状態の程度 まで低下するそうです。脳の疲労や老廃物の除去は睡眠でしか回復しません。 国民健康・栄養調査2015の報告によれば、日本人の39.5%が6時間未満の睡眠 時間です。慢性的な睡眠不足は認知症の他にも、肥満、高血圧、糖尿病、 脳血管疾患、心臓病、精神疾患などさまざまな疾病の誘因となっている可能性 が報告されています。 寝る子は育つ、寝る大人は健康!です。今日からフカフカのお布団でぐっすり 眠ってリフレッシュしてくださいね。