いきいき健康メール (2019年1月号)
2019年1月10日発行号
◎冬のドライアイ
1年で最も湿度が低下するのは冬場です。大陸から寒波が到来し、エアコンの
温度も上げ気味にして室内で過ごす時間が多くなります。暖かいお部屋の中は
さらに湿度が低下しお肌もガサガサ、喉もガラガラ、目もゴロゴロの症状が現
れます。目が乾燥するため様々な不快感を自覚、それがドライアイです。軽症
も含めると全国に約800万人いると推定されています。
◆ ドライアイには2つパターンがあります。
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【1】涙液減少型:
涙の分泌量が少ないため、目の表面に水分が十分行き渡らないタイプ。
【2】蒸発亢進型:
分泌量は正常でも目の表面環境を乱す因子があれば、正常な涙の層を形成でき
ず水濡れが低下し、涙が蒸発しやすくなるタイプ。
◆ ドライアイのチェック
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□ 目が疲れやすい
□ 眩しい
□ 目ヤニが出る
□ 見え方が安定せず、霞んで見える
□ 涙が溜まる気がする
□ 目が重たい
□ 充血しやすい
□ 目が何となく痒い
□ 乾燥感がある
◆ 冬のドライアイの対処法
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【1】暖房時は加湿器の使用や、濡れタオルなどを干す
【2】ドライアイとして適切な点眼を使用する
【3】エアコンの風が直接目に当たらないようにする
【4】自律神経を整えるため、ゆっくり入浴する
文責:福山市医師会 広報委員 藤井一弘