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【トピック】冬の脱水症

【いきいき健康メール】(2019年12月号)
2019年12月10日発行号
◎冬の脱水症 空気が乾燥する冬の季節には、気づかない間に体内の水分が奪われ、脱水症が起こりやすいと言われています。 体内の水分は、汗のほかに皮膚からの蒸発でも失われていきます。 冬にはこの蒸発による水分喪失が多いため、意識されにくいのです。 脱水のサインとしては、 ・皮膚がかさついてポロポロはがれる ・口の中がねばつく ・手の甲をつまみ上げて離すと3秒以上跡が残る ・足がむくみ靴下の跡が10分以上残る などがあります。 高齢者の場合、体内の水分量自体が若年者に比べて少なく、少しの脱水でも重症化しやすいので特に注意が必要です。 2~3時間に1回、コップ1杯程度の水分を飲むペースで補給を意識しましょう。 熱中症にもつながる夏の脱水には注意される方が多いと思いますが、冬にもこまめな水分補給が必要です。 文責:福山市医師会 広報委員 吉岡 孝