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【トピック】秋の夜長の睡眠について

【いきいき健康メール】(2020年11月号)
2020年11月10日発行号
◎秋の夜長の睡眠について あんなに暑かった夏が嘘のように、冷え込む日が増えてきましたね。特に朝寒いと、布団から出るのが億劫になります。 このメールが配信される2020年11月10日の福山市の日の出時刻は午前6時35分、日の入り時刻は午後5時05分、その後冬至にむかって日照時間は短くなっていきます。 「秋の夜長」に睡眠のリズムを崩すことが多いですし、特に今年の冬は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスに対抗できる適度の免疫力を保つために、よい睡眠について考えてみましょう。 ◎朝の光をしっかり浴びましょう。  朝日を浴びると脳内でメラトニンの分泌が止まり、セロトニンの分泌が増えて、日中の活動に適した体の状態になります。メラトニンの分泌が止まって約15時間後にメラトニンが分泌されて眠気をもよおします。 ◎夜の強い光は控えめにしましょう。  PC、スマホ、タブレットなどからのブルーライトは特に強い刺激になり、メラトニンの分泌が抑えられます。就寝の1時間前には止めるのがよいでしょう。 ◎朝食を摂ること、適度な運動も大切です。 ◎寝酒をやめましょう。 最近はいろいろな睡眠アプリがありますが、データにとらわれすぎないことも大事ですよ。 文責:福山市医師会 広報委員 古庵路子