いきいき健康メール 2020年3月10日発行号

【いきいき健康メール】(2020年3月号)

・・□■もくじ■□・・

1 【感染症情報】ヒトメタニューモウイルス感染にご注意を!
2 【トピック】 多焦点眼内レンズについて
3 【健康レシピ】今回は『せり』を使った料理を紹介します

■1■感染症情報
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◎ヒトメタニューモウイルス感染にご注意を!

最近、高い熱が続き、咳がひどいなどの症状が気になる方はいませんか?

そんなあなたは、「ヒトメタニューモウイルス感染症」かもしれません。
「ヒトメタニューモウイルス」聞き慣れない名称ですが、2001年に発見された呼吸器感染を引き起こすウイルスです。
冬から春に流行するRSウイルスと似たウイルスです。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。
小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。
成人では風邪症状ですむことが多いのですが、乳幼児や高齢者では気管支炎や肺炎を引き起こすことがあるため注意が必要です。
また、1回の感染では免疫が獲得できず、何度か繰り返して感染してしまいますが、年齢が上がるにつれて徐々に免疫がつき、症状が軽くなる傾向にあります。

流行期間ですが、3月から6月に多いとされています。
感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染、手を介した接触感染によります。
症状ですが、咳や鼻水は多くの場合1週間程度つづき、発熱も4~5日間つづくことが多いです。
重症化すると、喘鳴(ゼーゼー)、呼吸困難がみられます。

治療法ですが、特効薬はありません。
対症療法が中心となり、咳や痰をきりやすくする薬や気管支を広げる薬などを使用します。
また、他の細菌の二次感染が見られる場合は抗生物質などを使用することもあります。

予防法ですが、手洗い、うがいが大切です。
また、ウイルスの排泄期間は感染後2週間ほど続くため、しばらくの間、感染予防に努める必要があります。
保育園・幼稚園や小学校などでの集団感染に注意する必要がありますので、家に帰ってきたら、手洗い・うがいを徹底しましょう。

文責:福山市医師会 感染症対策委員 高橋康太 

■2■今月のトピック
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◎多焦点眼内レンズについて

2020年4月より多焦点眼内レンズの白内障手術が先進医療から外れます。
 
従来から健康保険適応外として自費で請求され、生命保険の先進医療特約でその支払いを保険会社が担保していましたが、今後は生命保険の支給適応外となります。
 
その一方で、多焦点眼内レンズの白内障手術は、健康保険での適応となりました。検査や診察料および手術料が健康保険で賄えるのです。ただし、近用部分は自費診療になるとの事、すなわち眼内レンズ代のみが自費という選定医療に変更されます。
 
生活様式はそれぞれ異なるため、どのような眼内レンズを選ぶべきか個人差があります。また目の状態に応じて、緑内障や目の奥に病気があるなど、多焦点眼内レンズが使用できない場合もあります。不整な乱視があると術前より見え難くなる方もおられます。
 
ご自身の理想とする生活様式を予めまとめておいて、手術前に十分相談し眼内レンズを選べる時代に近づいてきました。

文責:福山市医師会 広報委員 藤井一弘

■3■健康レシピ情報
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今回は『せり』を使った料理を紹介します。

シャキシャキした食感が爽やかなせりは、数少ない日本原産の野菜のひとつで、春の七草にも数えられます。せりは夏に花をつける植物で、春先に柔らかい芽をグングン伸ばします。独特の香り成分には、胃を丈夫にしたり、解熱、解毒の作用があるとされています。

「健康レシピ」は下記URLをクリックしてください
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 編 集 後 記
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新型コロナウイルスの国内流行が拡大しつつあり、日常生活に影響が出始めています。
デマが拡散するなど混乱もみられているようですが、医療者としては情勢を見極めながら、冷静に判断していきたいと思います。
飛沫感染、接触感染となりますので、こまめに手洗い・うがい、咳エチケット、部屋の換気など、お互いに協力し合って生活していきましょう!(川)
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