【いきいき健康メール】(2021年6月号)
2021年6月11日発行号
◎新型コロナウイルス感染症を防ぐための「新しい生活様式」
感染防止の3つの基本
(1)身体的距離の確保:人との間隔はできるだけ2m空ける。
(2)マスクの着用:外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用。
(3)手洗い:まめに手洗い(30秒程度かけて丁寧に)、手指消毒。
新型コロナウイルスに対して、現在も特効薬などの決定的な解決策がない状況が続いています。
この基本対策を買い物、食事、レジャー、公共交通機関の利用、冠婚葬祭などの日常の生活の場面で一人ひとりが意識して実践していきましょう。
これまでの報告から、高血圧症、糖尿病といった持病のある人や、喫煙の習慣がある人は重症化や死亡リスクが高いといわれています。
生活習慣を改善し、より感染予防につとめることが大切です。
これらの病気の予備軍の人は、病気の原因となる不健康な食生活、運動不足、喫煙習慣を今すぐ改めることが、高血圧症や糖尿病などの予防だけでなく、新型コロナウイルス感染症のような感染症の重症化予防のためにも非常に重要です。
文責:福山市医師会 感染症対策委員 岡本 毅