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【トピック】今夏もおそらく猛暑!、乗り越えましょう。

【いきいき健康メール】(2022年6月号)
2022年6月10日発行号
◎今夏もおそらく猛暑!、乗り越えましょう。 先月は3年ぶりに無事にふくやまバラ祭りが開催され、福山も少し活気を取り戻しほっとしています。 これから、梅雨→真夏の猛暑(高温多湿)の季節を迎えます。 福山の気候は、気象庁の分析によると今年は、夏は短く、暑く、蒸し暑く、湿度が高く、ほぼ曇り、冬は非常に寒く、風が強く、ほぼ晴れだそうです。 間もなく暑く蒸し暑い夏(暦の上では既に立夏過ぎ)がやってきます。最近は、昨夏のような線状降水帯が停滞すると予想だにしない災害(最高レベル)も発生するかもしれません。人間は少々食事が摂れなくてもすぐに命には直結しないですが、1日でも水分を全く摂取しない日(だいたい大人は1日2リットルは必要、慢性心不全の方は担当医とご相談ください)があると命に関わります。 お茶、ジュース類(糖尿病のある方は飲みすぎると余計に血糖があがり喉が渇くのでご注意!炭酸水は喉越しよくスカッとしますがお腹が膨らむので注意を)、スポーツドリンク、経口補水液などの水分を一度に飲み干すのでなく、時間をこまめに区切って飲むようにしましょう。とくに年配の方は暑さ、喉の乾きが鈍感になっているため、脱水症、熱中症対策としてエアコンの温度設定で部屋の室温調節、除湿のためつけっぱなし、水分も時計やスマホなどでアラーム設定してこまめに摂りましょう。年配者と同居のご家族がいらっしゃる場合、一緒に室温調節(除湿効果あり)、水分摂取するように努めてあげてください。また、幼いお子様の場合も脱水症になりやすく、同居家族は、同様に気を付けてこまめな水分補給、エアコンの室温設定をしてあげましょう。コロナ禍対策のマスクの蒸れで余計に不快な夏になり、たいへんですが脱水症、熱中症対策もかかせないので、自分の命も大切にお願いします。また嗜好品になりますが、アルコール類(ビール、発泡酒、日本酒、酎ハイ、ハイボールなど)の摂取は、依存症の問題もありますが、利尿効果もあり、真夏の水分補給には適してないので真昼から摂取せず、各自、くれぐれも気をつけて飲んでください。 文責:福山市医師会 広報委員 末丸 秀二