Home > メールマガジン > いきいき健康メール > 【トピック】コーヒーの効用

【トピック】コーヒーの効用

【いきいき健康メール】(2022年8月号)
2022年8月10日発行号
◎コーヒーの効用 コーヒーにはポリフェノール クロロゲン酸が含まれており、健康に役立つ作用が報告されています。酸化の予防や脂肪分解作用などがあり、動脈硬化の予防に効果があるとされています。 国立がん研究センターがまとめた情報JPHC studyでは、コーヒーを1日3~4杯飲んでいるひとは、飲まない人より死亡のリスクが24%下がるとの報告があります。主に、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患による死亡が少なくなるようです。また、肝臓癌や子宮体癌の発生が少なくなることも報告されています。 コーヒーに含まれているカフェインには、炎症を予防したり、気管支拡張作用など有用な作用がありますが、カフェイン過剰摂取では、過度の利尿作用、覚醒作用、胃酸分泌促進による胃もたれ、血圧上昇などマイナス面がでてきます。カフェインの耐性は個人差が大きいようですので、飲み過ぎには注意しましょう。なお、妊娠中はカフェインを控える必要がありますので、ご留意ください。 文責:福山市医師会 広報委員 平田教至