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【今月のトピック】秋の花粉症とその対策について

【いきいき健康メール】(2024年10月号)
2024年10月10日発行号
◎秋の花粉症とその対策について 秋の花粉症は、主にブタクサやヨモギ、カナムグラ、イネ科植物の花粉が原因です。 これらの植物は8月から10月にかけて花粉を放出し、アレルギー症状を引き起こします。秋の花粉症の主な症状は、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、喉のかゆみなどで、春の花粉症と似ています。また、喘息を持つ人では、咳や呼吸困難が悪化することもあります。 対策としては、花粉の多い日は外出を控える、外出時にはマスクや花粉症用メガネを着用する、帰宅時に衣服についた花粉を払い落とす、空気清浄機を使用するなどが効果的です。また、市販の抗ヒスタミン薬や点鼻薬の使用も症状を軽減させる手助けになりますが、症状が重い場合は医師に相談し、適切な処方薬を受けることが重要です。 秋の花粉症は、特に湿度の高い日や風の強い日に症状が悪化しやすいため、気象条件にも注意し、日々の花粉情報を確認することも効果的です。これにより、快適な秋を過ごすための対策がとれます。 文責:福山市医師会 広報委員 宇高 毅