第102号 平成24年2月13日

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◆◇◆      福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

                             第102号 平成24年2月13日

  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。
  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。


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□ Index

 ● 最近の感染症情報
 ● 今月のトピック「不登校について」
 ● おくすり一口メモ「アスベリンについて」
 ● 第6回 ホームケアレシピ!
   「 あんかけ卵とじうどん と りんごのとろり煮 」
 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)

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●最近の感染症情報

現在、小児の間で感染頻度の高い疾患順にお知らせします。

① インフルエンザ    ・・・・・・横ばい
② 感染性胃腸炎     ・・・・・・横ばい
③ 溶連菌感染症     ・・・・・・横ばい
④ RSウイルス感染症  ・・・・・・横ばい
⑤ 水痘(水ぼうそう)  ・・・・・・微減少
⑥ 咽頭結膜熱(プール熱)・・・・・・増加傾向
⑦ 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・・増加傾向
⑧ 流行性結膜炎     ・・・・・・微増加
⑨ マイコプラズマ感染症 ・・・・・・少数発生あり
 
 インフルエンザウイルス感染症は、1月25日に警報が発令されて以来、
現在も流行のピークが続いています。

 1月30日〜2月5日に広島県内の定点医療機関から報告されたインフル
エンザ患者数の平均は、保健所別で
 西部東保健所(東広島市・竹原市・大崎上島町)74.2
 福山市保健所                49.6
 東部保健所(三原市・尾道市・世羅町・府中市・神石高原町)
                       48.1
 広島市保健所                29.0
 呉市保健所                 21.3

となっており、福山市の流行は県内でも2番目に多い状況となっています。
 流行のピークは今しばらく続くと予測され、今は1年で最もインフルエン
ザの感染防止に注意が必要な時期です。

・外出からの帰宅時には、うがいをし、流水・せっけんで手洗いを行う。
・バランスの良い食事とる。
・睡眠、休息を十分とる。
・せきがあるときは、マスクを着用する。

などの感染予防策を日々意識して行うようにしましょう。

 その他には、インフルエンザほどではありませんが、ウイルス性胃腸炎が
引き続き流行していますのでご注意ください。


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●今月のトピック

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               「 不登校について 」

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 年間30日以上の欠席をもって、不登校といわれます。小学校低学年の場
合は、割と簡単に学校へ行く状態をつくることができます。

Q 年齢によって対処法が変わるのですか?
A はい。小さいころは褒めたり、おだてたりして早く解決できるものです
  が、学年が上がるごとに難しくなります。不登校の原因はさまざまです
  が、家庭環境の問題として不登校がある場合、将来、再び不登校になる
  ことが多いようです。
  対処の目標は学校に行くことではありません。どの年齢においても、そ
  の子が周囲と対人関係を保ち、将来、生活力をつけて就労するためには、
  今、何をすべきかを根底に置いて話を進めることが大切です。

Q 家庭で気を付けることは?
A 「子どもが何を考えているか分からない」と親御さんから相談を受ける
  ことがよくあります。そんなとき、「分からなかったら聞いてください」
  と言います。家の中で笑顔が見られなくなったり、子どもの表情や家族
  との会話から、これまでと違う不安を感じたら、「どうしたの?」と、
  普通の会話としてお子さんに声を掛けてほしいのです。母親の役割は子
  どもが小さいときほど大きなものです。お母さんが、学校や友達とアプ
  ローチできる状態をつくりましょう。
   ただし、登校を刺激した方がいい時期・しない方がいい時期、触れた
  方がいい話・触れない方がいい話などがあります。直接の原因を追究し
  ない方がうまくいくこともあるからです。専門家のアドバイスを受ける
  ことも必要です。
   また、「保健室登校ができているからいい」で留まっているケースが
  ありますが、個々に見直しを立てていく必要を感じています。学校との
  連携を取りつつ、不登校児に対応する塾などを活用するのも一つの方法
  です。
   不登校を嘆く必要はありません。子どもは自分を犠牲にして会話のあ
  る理想の家庭を望んでいるんだ、と受け止めて対応しましょう。


      リビングふくやま(平成24年1月28日号)掲載記事より

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●おくすり一口メモ

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         アスベリン(咳止め)について
                          福山市薬剤師会

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 アスベリンとは、脳内の咳中枢に作用して咳を止めるくすりです。

 錠剤、散剤、ドライシロップ、シロップと年令や体重、症状に合わせやす
いように多くの剤形があります。

 かぜ、気管支炎、上気道炎、肺炎などの咳や痰が出にくい時に使われ、副
作用も少ないくすりです。

 このおくすりは「粉」のタイプで散剤(黄みがかった橙色)とドライシロ
ップ(赤みがかった橙色)があります。見比べれば解りますが間違いやすい
色です。しかも成分の濃度が5倍も違いますから決して同じ名前の粉だから
といって他人のくすりを飲んではいけません。
 また、このくすりは尿を少し赤くすることがありますが、代謝物の色なの
で心配はありません。

 その他に、アスワート、コフデニンAのような同じ成分(チペピジン)で
違った名前のくすり(ジェネリック)もあります。


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●第6回 ホームケアレシピ!

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     「 あんかけ卵とじうどん と りんごのとろり煮 」

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今回は、下痢をした時の食事のポイントとレシピを紹介します。

●水分補給をしっかりと

下痢が続くと水分を急激に失い、脱水症状の恐れがあるので、湯冷ましやお
茶などをこまめに飲みましょう。一度にたくさん飲むと、下痢を悪化させる
こともあるので気をつけて下さい。


●でんぷん質中心の食事を

食欲がある場合は、おかゆやうどん、ジャガイモなど便が固まりやすく消化
の良いでんぷん質中心の食事にしましょう。


●ペクチンがおすすめ

りんごや人参に多く含まれるペクチンには、便をまとめる働きがあります。
りんごや人参をすりおろして加熱すると、ペクチンの効果が高くなるそうで
す。



★あんかけ卵とじうどん★

<材料 (1人分)>

 ゆでうどん     1/2玉
 卵         1/2個
 A(だし汁 150cc、醤油 小さじ1.5、みりん 小さじ1)
 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ2と水小さじ3を混ぜ合わせる)


<作り方>

 ①小鍋でAを沸騰させ、うどんを加えて煮立てる。火を止めて、水溶き片
  栗粉を混ぜながら加えてとろみをつける。
 ②再び火にかけて、溶きほぐした卵を加えて手早く混ぜれば完成です。



★りんごのとろり煮★

<材料 (1人分)>

 りんご       1/4個、
 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1/2と水小さじ1/2を混ぜ合わせる)


<作り方>

 ①すりおろしたりんごと水溶き片栗粉を器に入れて混ぜる。
 ②サランラップをかけて電子レンジで約30秒加熱してとろみをつければ
  完成です。


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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

 1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

 2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

 3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 
日本医師会「キッズクラブ」  http://www.med.or.jp/kids/
☆★ PICK UP ★☆
 あそぼう!つくろう!みてみよう!
「おうちで たのしく、からだ あそび!」
 http://www.med.or.jp/kids/seika/nature/sizen1107/index.html

日本医師会「白クマ先生の子ども診療所」
★子どもさんの体に何か変化が生じたときの対応策を一緒に考えるコーナー
http://www.med.or.jp/clinic/index.html


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    Mail: kosodate-owner@fukuyama.hiroshima.med.or.jp

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 【発行】 社団法人 福山市医師会
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