第110号 平成24年12月13日

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 ◆◇◆     福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

               第110号  平成24年12月13日

 。  ☆ 。     福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま
  ☆。/\。 。  方の子育てを応援しており、さまざまな子育てに関する
 /\/*'\ 。    情報をメールマガジンとして配信いたします。
 /*'\,**,\ 。    小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流
 ~~■~~~■~~。    行している疾患の情報、イベントのご案内等を毎月配信
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒   いたします。

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□ Index

 ● 最近の感染症情報

 ● 今月のトピック「小児ぜんそくについて」

 ● おくすり一口メモ「リレンザ」

 ● 第25回離乳食レシピ!「かぶ」

 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)

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●最近の感染症情報

 現在、小児の間で流行している感染症について、感染頻度の高い疾患順に
お知らせします。

 ① 感染性胃腸炎     ・・・・・・増加傾向
 ② 水痘(水ぼうそう)  ・・・・・・増加傾向
 ③ 溶連菌感染症     ・・・・・・増加傾向
 ④ RSウイルス感染症  ・・・・・・横ばい
 ⑤ インフルエンザ    ・・・・・・増加傾向
 ⑥ 咽頭結膜熱(プール熱)・・・・・・増加傾向
 ⑦ 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・・増加傾向

 嘔吐下痢症が流行しています。ノロウイルスの感染によるウイルス性胃腸
炎が流行の中心で、現在、県内では西部東保健所管内(竹原市,東広島市,
大崎上島町)で福山地域の倍の流行があります。福山地域は今のところ県内
で最も穏やかな流行状況ですが、通常であればこれから本格的な流行期に入
りますので今後さらに注意が必要です。

 また、インフルエンザも徐々に感染者数が増加してきており、流行が間近
に迫ってきています。先日には県西部で学年閉鎖の報告もあがっており、県
内では、現時点で4件の集団発生が報告されています。今後も集団発生の増
加が予想されますのでご注意ください。

 いずれの感染症も発症した場合は、かかりつけ医で治療を受けることが大
切ですが、感染しないための予防対策を身に着けておくことも重要です。
 感染性胃腸炎もインフルエンザも"手洗い"が効果的ですので、帰宅後に
は流水と石けんで丹念に手洗いを行いましょう。また、うがいと咳がある方
はマスクも有効です。
 インフルエンザの予防にはワクチン接種が最も効果的です。県内では今の
ところでA香港型が検出されており、これは今年のワクチン株と一致してい
ますので有効性は期待できます。未接種の方はまた間に合いますので出来る
だけ早く接種を済ませましょう。


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●今月のトピック

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     「 小児ぜんそくは慢性疾患。継続治療が大切 」

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季節の変わり目に増える「小児ぜんそく」についておはなします。


Q ぜんそくとは?

A 気道の炎症が慢性的に続く疾患です。小児ぜんそくの原因で最も多いの
  がダニで、約60〜80%を占めます。寒くなってきた今の時季は、洗
  わずにしまっておいた布団を出して使うことにより、ぜんそくの発作が
  起こるケースが非常に多いのです。日ごろからのダニ対策が重要です。


Q 具体的には?

A シーズンが終わって布団を片付けるときは、必ず洗ってください。洗わ
  ずにしまっておいた布団は、たとえ干したり表面に掃除機をかけたりし
  ても、綿の中に潜むダニは減りません。クリーニングに出してから使う、
  あるいは新しい布団を購入するようにしましょう。


Q 掃除も大切?

A ダニはホコリなどの中にもいます。小さな子供さんのいる家庭では、特
  に床などの掃除を小まめにすることが大切です。「家の中の環境をきれ
  いにするのは、ぜんそくの治療の一つである、吸入ステロイドと同等の
  効果がある」とも言われています。


Q 診断・治療は?

A ぜんそくの発作はダニのほか、カビ、ハウスダスト、ペットの毛などに
  対するアレルギー反応が原因で起こる場合や、風邪、大気汚染、タバコ
  の煙、運動やストレスなどがあります。まずは発作の原因を探り、発作
  の強度や頻度の判定など、総合的な判断をした上で対策をとります。治
  療は抗炎症剤・LTRA(抗ロイコトリエン薬)の服用や吸入ステロイ
  ドが中心となります。


Q 家庭での注意点を教えてください。

A ぜんそくは慢性の疾患なので、継続治療が重要です。発作が長く続かな
  いからといって薬を飲まなくなったり、吸入ステロイドをやめると、ま
  た発作が起こり、気道が炎症を起こします。そうして何度も発作が続く
  と気道が硬くなり、治りにくくなります。医師と相談しながら治療を続
  けて、症状が出ない状態を続けることを心掛けてください。



      リビングふくやま(平成24年11月24日号)掲載記事より


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●おくすり一口メモ

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             リレンザについて
                         福山市薬剤師会

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 リレンザは、インフルエンザウイルスに使われるおくすりで、服用方法は
ドライパウダーという粒子の小さい粉薬を「器具」を用いて肺に直接吸い込
む使い方です。

 インフルエンザウイルスにはタミフルという内服でカプセルや粉薬があり、
使いやすいものもありますが、副作用が疑われる事故が報告されました。そ
れによりタミフルは10才以上から成人までの年齢への使用が制限されてい
ます。したがってこのリレンザがインフルエンザウイルスによく使われるよ
うになりました。

 お子さんによってはうまく吸えないこともありますのでお母様がたも、お
手元にお渡しする使用説明書を参考にお手伝いいただいて有効にお使いくだ
さい。


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●第25回 離乳食レシピ!

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              「 か ぶ 」

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 今回は、冬が旬の根菜類"かぶ"を使った離乳食を紹介します。

 かぶは肉質がやわらかく、茹でた後簡単につぶせるので離乳食におすすめ
の食材。

 栄養面では、根の白い部分にはビタミンCや消化を助けるジアスターゼが
含まれています。葉の部分はビタミンC以外にカロテンや鉄分も含むので、
やわらかく茹でて葉も活用しましょう。



★離乳食前期 かぶの葛煮 ★

<材料>

 かぶ           1/8個
 かぶの葉先        少々
 だし汁          大さじ3
 葛粉(または片栗粉)   小さじ1/2
 水            小さじ1

<作り方>

①かぶは皮をむき、やわらかく茹でて裏ごしする。

②小鍋に①とだし汁を入れて煮て、水で溶いた葛粉を加えてとろみをつけて
 器に盛る。

③やわらかく茹でて裏ごししたかぶの葉先をのせれば完成です。



★離乳食中期 かぶとクリームコーンのおかゆ ★

<材料>

 かぶ           20g
 だし汁          適量
 クリームコーン缶(粒なし)小さじ1
 7倍がゆ         50g

<作り方>

①皮をむいてみじん切りにしたかぶを、ひたひたのだし汁で煮る。

②かぶがやわらかくなったら、他の材料も入れてさっと煮て完成。



★離乳食後期 かぶのチャーハン ★

<材料>
 かぶ           1/4個
 かぶの葉先        少々
 鶏ひき肉         小さじ1
 5倍がゆ         90g

<作り方>

①かぶは皮をむき、5mm角に切り、かぶの葉先はみじん切りにする。

②鶏ひき肉と①をやわらかく茹でて、水けをきる。

③5倍がゆと②を混ぜ合わせれば完成です。


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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

 1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
 http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

 2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
 http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

 3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 
日本医師会「キッズクラブ」  http://www.med.or.jp/kids/


日本医師会「白クマ先生の子ども診療所」

★子どもさんの体に何か変化が生じたときの対応策を一緒に考えるコーナー
 http://www.med.or.jp/clinic/index.html


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●お知らせ
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    Mail: kosodate-owner@fukuyama.hiroshima.med.or.jp


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 【発行】 社団法人 福山市医師会
   ホームページ http://www.fmed.jp
 
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