第120号 平成25年10月18日

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◆◇◆      福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

                 第120号 平成25年10月18日

  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。
  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。

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□ Index

 ● 最近の感染症情報

 ● 今月のトピック「退院後、1週間過ぎたころの母子の状態は大切」

 ● おくすり一口メモ「おくすりの量について③」

 ● 第51回お手軽おやつレシピ!「さつまいもでかりんとう」

 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)

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●最近の感染症情報

 現在、小児の間で流行している感染症を、感染頻度の高い疾患順お知らせ
します。

 ① 感染性胃腸炎    ・・・・・・ 増加傾向
 ② RSウイルス感染症 ・・・・・・ 増加傾向
 ③ 咽頭結膜熱(プール熱)・・・・・ 横ばい(流行警報発令中)
 ④ 溶連菌感染症    ・・・・・・ 増加傾向
 ⑤ 水痘(水ぼうそう) ・・・・・・ 増加傾向
 ⑥ 手足口病      ・・・・・・ 横ばい
 ⑦ ヘルパンギーナ   ・・・・・・ 増加傾向
 ⑧ 流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・ 増加傾向
 ⑨ 流行性角結膜炎   ・・・・・・ 増加傾向

 広島県内では6月14日に咽頭結膜熱(プール熱)の流行警報が発令され
て以降、現在も解除されることなく警報が発令されています。
 福山市や広島市は流行状況にはありませんが、県北部(三次市、庄原市)、
西部東(竹原市、東広島市、豊田郡)、東部(三原市、尾道市、世羅郡、府
中市、神石郡)地域において流行している状況です。

 その他には、現在、RSウイルス感染症の増加が目立ってきています。こ
れからの季節、12月に向ってさらに本格的な流行が予想されています。
 この感染症は、終生免疫が獲得されません。一度感染したとしても何度も
感染を繰り返すため、流行時には既感染者も未感染者も注意が必要です。
 また、RSウイルス感染症は3歳以上のお子さんの多くは感冒(かぜ)症
状で経過しますが、2歳未満の乳幼児が罹患すると、急性細気管支炎などを
発症し、場合によっては呼吸に"ゼーゼー、ヒューヒュー"と喘鳴(ぜんめ
い)が出現したり、呼吸困難をきたして入院治療が必要となることもありま
す。
 特に兄弟姉妹がいるご家庭では、家族内で感染することも少なくありませ
んのでご注意ください。
 予防のためには、帰宅後や調理時、食事前に家族全員が手洗いやうがいを
励行することが大切です。
 また、乳幼児のお子さんで風邪症状に引き続いて呼吸に喘鳴(ぜんめい)
が出現した場合は、早めにかかりつけの小児科を受診しましょう。


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●今月のトピック

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    「 退院後、1週間過ぎたころの母子の状態は大切 」

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 出産後、退院して1週間たったころの、母子の状態は大切です。


Q 具体的には?

A 出産後、母乳の分泌量が十分でない状態で退院となる方が多く見られま
  すが、退院して1週間くらい過ぎると、母乳分泌量が増えて母乳だけで
  足りるようになる場合もあります。そのころ助産師が授乳回数や方法を
  お母さんに聞いたり、新生児の全身の観察と体重測定をしたりする健診
  を行うことがあります。助産師が体重の増え方や黄だんの状況などと照
  らし合わせて授乳方法のアドバイスをするほか、お母さんの不安などを
  聞きます。その上で医師の診察を受けていただきます。


Q 新生児の体重の増え方の目安は?

A 退院時の体重から、1日当たり30〜40gずつ増えていきます。大半
  の赤ちゃんは、1日7回以上の授乳で順調に体重が増えますが、中には
  増え方が少ない赤ちゃん、退院時よりも減っている赤ちゃんがいます。


Q その理由は?

A 「よく眠っているのでお乳が足りていると思っていた」と言われるケー
  スが多いのですが、授乳回数が1日6回以下の方、退院時には搾乳やミ
  ルクを追加していたのに、急に直接授乳だけにしていた方に見受けられ
  ます。指導に沿って授乳回数を増やしたり、搾乳をしたりすることで改
  善され、数日後に体重を測ると増えています。お乳を飲む量が少ないと
  脱水気味になったり、黄だんが強くなったりする場合もあります。尿の
  回数や量にも注意しましょう。


Q 体重の増え方が目立つ場合は?

A そのような場合、「よくおう吐します」と言われることがあるのですが、
  飲ませ過ぎだと考えられます。たくさん飲み過ぎてぐずることもあるの
  で、十分飲んだ様子なのにすぐ泣くときは、授乳するのではなく、抱い
  て様子を見ることを勧めます。そのほかの気付きとしては、顔や首に湿
  しんがある子、お尻が赤くなっている子が多いことです。きれいにふい
  たり、洗ったりして、清潔を心掛けましょう。

        リビングふくやま(平成25年9月28日号)掲載記事より


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●おくすり一口メモ

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         「 おくすりの量について ③ 」
                         福山市薬剤師会

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 おくすりは体、血液の中に一定以上ないと効果が期待できませんが、それ
が過剰になると有害作用が出てきてしまいます。

 この有効な量と有害な量の差が小さいおくすりが「劇薬」「毒薬」として
普通のおくすりより違った取扱いがされています。
「毒薬」は医療機関、薬局において鍵のかかる保管庫に入れなければなりま
せん。多く飲めば早く、よく効くとか、飲み忘れたから「2回分」一度に飲
むことなどは厳禁です。

 ちなみに新しいお薬が開発されますが、新発売の時から小児への安全が確
立されたお薬はほとんどありません。それは有効量、有害量、安全性などの
確認をするための臨床実験が困難だからです。


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●第51回 お手軽おやつレシピ!

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         「 さつまいもでかりんとう 」

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 秋といえば、イモ・栗のおいしい季節。
 この季節に食べないことはない食材ですね。

 今回はさつまいものソフトかりんとうをご紹介します。

 おいもの"ほくほく"感がたまりませんよ。



★ さつまいもでかりんとう ★


<材料>

 さつまいも     2〜3本

 三温糖       1/2カップ

 水         大さじ1



<作り方>

 ① さつまいもの皮をむいて1口サイズに切り、水にさらしてあくを抜く。

 ② ①の水をきり170〜180℃の油できつね色になるまで揚げ、油を
   きっておく。
   (キッチンペーパーなどでよく水を切ると油はねがしにくくなります)

 ③ フライパンに三温糖、水を入れ中火にかける。三温糖が溶けてプツプ
   ツと沸騰してきたら②を入れてからめる。
   (三温糖は焦げやすいので気を付けて)

 ④ 重ならないように③を器に入れ、冷ますと出来上がりです。



<おすすめポイント!!>

 お好みで"ごま"をふるとさらに香ばしくなります。



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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

 1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
  http://www.fukuyama.hiroshima.med.or.jp/kosodate/yakan/index.html


 2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
  http://www.fukuyama.hiroshima.med.or.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html


 3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 
  日本医師会「キッズクラブ」
  http://www.med.or.jp/kids/


  日本医師会「白クマ先生の子ども診療所」
 ★子どもさんの体に何か変化が生じたときの対応策を一緒に考えるコーナー
  http://www.med.or.jp/clinic/index.html


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