第143号 平成27年10月13日

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◆◇◆      福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

               第143号 平成27年10月13日

  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。
  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。


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□ Index

 ● 最近の感染症情報

 ● 今月のトピック
    「高年出産について」

 ● おくすり一口メモ
    「メプチン(プロカテロール)について」

 ● 第9回イベントレシピ!
    「かぼちゃ丸ごとプリン」

 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)



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●最近の感染症情報


現在、小児の間で流行している感染症を、感染頻度の高い疾患順にお知ら
 せします。


 ①感染性胃腸炎  ・・・・ 減少傾向

 ②手足口病 ・・・・・・・ 減少傾向(7月2日〜流行警報発令中)

 ③溶連菌感染症 ・・・・・ 減少傾向

 ④RSウイルス感染症 ・・ 減少傾向

 ⑤流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・・ 増加傾向

 ⑥流行性角結膜炎 ・・・・ 増加傾向

 ⑦ヘルパンギーナ ・・・・ 減少傾向

 ⑧伝染性紅斑(りんご病)・ 減少傾向(7月16日〜流行警報発令中)


 現在、溶連菌感染症、手足口病、伝染性紅斑などの感染者が例年に比べて
多く、特に、広島県内でも手足口病、伝染性紅斑は流行警報が発令されてい
ます。
 加えて、9月以降、RSウイルス感染症も増加傾向になり、子どもたちの
間で多くの感染症が流行している状況です。

 予防対策として、流水と石鹸による手洗いとうがいを帰宅時には励行して
感染症から子どもを守るようにつとめましょう。

 これからインフルエンザのシーズンに向かいます。最も効果的な予防対策
はワクチン接種です。
 10月1日から各医療機関で予防接種が開始されています。かかりつけ医
と相談してこの時期のインフルエンザ予防対策の取り組みをはじめられるこ
とをお勧めします。




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●今月のトピック

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    「 高齢出産は高年出産という名称に変更
           リスクを知って、妊娠・出産に臨む 」


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〜〜高年出産について〜〜


Q 高年出産とは何歳からをいうのですか?

A 最近は、欧米をはじめ日本でも出産年齢が高くなってきています。国際
  婦人科連合では、高年出産を初産婦で35歳以上、経産婦で40歳以上
  としていますが、日本では初産婦を35歳以上と規定しているだけで、経
  産婦については規定されていません。ちなみに、高年出産という言葉は、
  5年ほど前は高齢出産といわれていました。


Q 高年出産はリスクが多いといわれていますが、どういう問題があるので
  しょうか?

A 母体へのリスクとしては次のようなものが挙げられます。

  <流産>
  高齢になるに従い卵巣機能が衰え、ホルモン分泌の減少や排卵した卵子
  の染色体異常が増えるためといわれてます。

  <早産と破水>
  原因は不明ですが、20代などに比べて早産や破水の頻度が高くなって
  います。

  <難産>
  明確な理由は分かりませんが、加齢とともに子宮筋の収縮の有効性が減
  少するためといわれています。そのため帝王切開分娩(べん)などの頻
  度も高くなる可能性があります。

  <妊産婦死亡率の上昇>
  母体年齢が高くなるに伴い、妊産婦死亡率が高くなっています。40歳を
  過ぎると20歳〜24歳の妊婦に比べ20倍以上のリスクという報告も。


 次に胎児へのリスクとしては次のようなことが挙げられます。

  <染色体異常>
  ダウン症候群などの染色体異常が増加するといわれています。
  出生時の染色体異常の頻度は通常平均0.6%〜0.7%ですが、40
  歳では1.5%と増加しています。

  <胎児の体重異常>
  20代から30歳までの妊婦に比べて、低出生体重児の頻度が高くなる
  こと、反対に母体の糖尿病の合併率が増加するため、巨大児のリスクも
  増加します。


 高年出産のリスクについてみてきましたが、妊娠、出産には個人差があり、
高年出産の方すべてがリスクを負うわけではありませんが、知識を持って、
妊娠中の母体の管理をしっかり行い、出産に臨むことが大切です。


       リビングふくやま(平成27年9月26日号)掲載記事より




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●おくすり一口メモ

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     「 メプチン(プロカテロール)について 」
                           福山市薬剤師会

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 交感神経を刺激して、気管支を拡げ呼吸を楽にして咳を止めるくすりです。

 錠剤,顆粒剤,ドライシロップ,シロップや噴霧式のエアゾール,ネブラ
イザー等で吸入療法に用いる吸入液と年令や体重、症状に合わせやすいよう
に多くの剤形があります。ドライパウダーといって粉を吸い込む剤形もあり
ます。

 気管支喘息,気管支炎,上気道炎,肺気腫などの呼吸がくるしい症状の時
に使われます。
交感神経を刺激しますと心臓の働きも活発になり、脈が速くなり、動悸を感
じることもあります。まれに手足が振るえることもあります。

しかし、もしそのような副作用が疑われる時でも勝手に中止しないで必ず医
師用,薬剤師にご相談ください。気管支喘息等は発作が重篤な場合もあり中
止のほうが危険なこともあります。また同じ成分(プロカテロール)で違っ
た名前のくすり(エステルチン,エプカロール,カテプチン,カプテレノー
ル,メチレフト)もありますので同様な注意が必要です。




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●第9回 イベントレシピ!

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          「 かぼちゃ丸ごとプリン 」

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 10月31日はハロウィーンですね。


 今回は、ハロウィーンにピッタリのかぼちゃを丸ごと使ったプリンをご紹
介します。


 美味しさも見た目のかわいさも抜群だから、ハロウィーンパーティが盛り
上がりますよ。


  ※かぼちゃの栄養
    かぼちゃには、免疫力を高めるビタミンA・Cの他にミネラルや食
   物繊維が豊富に含まれています。"冬至にかぼちゃを食べると風邪を
   ひかない"と言われるのは、冬場に長期保存可能なかぼちゃはビタミ
   ンの補給源として最適だったからです。



★かぼちゃ丸ごとプリン★


<材料>

 かぼちゃ1個
 卵4個
 牛乳2カップ
 砂糖60g


<作り方>

 ①かぼちゃは水洗いして、ラップで包み、耐熱皿にヘタを下にしてのせ、
  電子レンジで約6分加熱する。(かぼちゃの大きさによって加熱時間は
  調整して、包丁で楽に切れるやわらかさになるまで加熱する)

 ②かぼちゃの上部1/4ほどを切って、中の種とワタを取り除く。

 ③内側の果肉の部分を大さじ6くらい取ってスプーンでつぶす。

 ④小鍋で牛乳を沸騰寸前まで温め、砂糖と③でつぶしたかぼちゃを混ぜる。
  火を止め、割りほぐした卵を混ぜてざるでこし、かぼちゃ本体部分に入
  れる。

 ⑤深めの耐熱皿に④をのせ、オーブンの天板に置いて、天板の8〜9分目
  まで湯をはる。

 ⑥160℃に予熱したオーブンで約70分焼く。竹串をさして、生地がつ
  かなければ焼き上がり!


<ポイント>

 切り分ける際は、冷蔵庫で完全に冷やすときれいにカットできます。




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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

 1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
  http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

 2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
  http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

 3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 日本医師会「キッズクラブ」
   http://www.med.or.jp/kids/



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    Mail: kosodate-owner@fmed.jp

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 【発行】 一般社団法人 福山市医師会
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