第161号 平成29年4月11日

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◆◇◆      福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

               第161号 平成29年4月11日

  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。
  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。


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□ Index

 ● 最近の感染症情報

 ● 今月のトピック

   「生肉や加熱不足の肉に気を付けて食中毒予防を」

 ● おくすり一口メモ

   「おくすりとからだ(体内動態)吸収について」

 ● 第32回 季節のお料理レシピ!

   「新じゃがとアスパラのチャイナ炒め 」

 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)


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●最近の感染症情報


 現在、小児の間で流行している感染症を、感染頻度の高い疾患順に
お知らせします。


①インフルエンザ ・・・・ 減少傾向

②感染性胃腸炎  ・・・・ 減少傾向

③溶連菌感染症 ・・・・・ 横ばい

④咽頭結膜熱 ・・・・・・ 増加傾向

⑤流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・・ 横ばい

⑥水痘(水ぼうそう) ・・ 増加傾向

⑦RSウイルス感染症 ・・ 増加傾向

⑧手足口病 ・・・・・・・ 増加傾向

⑨流行性角結膜炎 ・・・・ 増加傾向


※ 現在、最も多いのはインフルエンザですが、確実に減少してきています。
 インフルエンザ警報はまだ出されていますが、県内一部地域(北部)にお
 いて、警報が継続される基準を満たしていますが、福山市をはじめ他の地
 域は継続基準を大きく下回っている状況です。流行は確実に終息に向かっ
 ていますが、今しばらくは感染予防対策にご留意ください。
  また、感染性胃腸炎は例年に比べ、流行は穏やかですが、まだ患者の発
 生が2番目に多い状況ですので、基本的な予防対策を継続して、子どもの
 健康を支えて頂きたいと思います。


※予防対策
 ・帰宅後は「うがい」と「手洗い」をしましょう。
 ・人ごみを避け、外出時にはマスクを着用しましょう。
 ・せきエチケットを守りましょう!
 ・十分な睡眠とバランス良い食事で体力をつけましょう。



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●今月のトピック

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     「 生肉や加熱不足の肉に気を付けて食中毒予防を 」

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 ~~「食中毒」について~~


 Q 食中毒は夏に限らないのですか?

 A 食中毒というと夏に多いイメージがありますが、実は1年を通じて発
   生しています。夏には細菌が繁殖しやすいため多くなりますが、夏だ
   け注意すればいいわけではありません。中でも牛肉や鶏肉などに付着
   する「腸管出血性大腸菌(O157、O111など)」や「カンピロ
   バクター」などは、抵抗力の弱い子どもや妊婦、高齢者は気をつけな
   ければなりません。

   カンピロバクターは鶏や牛などの家畜の腸にいる細菌です。生の鶏肉
   や牛肉に付着していたり、レバーの内部に存在しており、生肉に触れ
   た手やまな板などから、野菜や食品にも菌が付着します。少量でも感
   染し、菌が体内に入ると2日から7日くらいで、発熱や腹痛、下痢、
   吐き気などの症状が現れます。

   腸管出血性大腸菌は、主に牛の腸にいる細菌です。牛のふんなどを介
   して牛肉やその他の食品・井戸水等に付着します。腸管出血性大腸菌
   もカンピロバクターと同様、少量で感染します。菌が付いた食品を食
   べると、2日から7日くらいで、発熱や激しい腹痛、水様性の下痢、
   血便、吐き気、嘔吐(おうと)などの症状が現れます。

   近年、増えている食中毒は、生や加熱が不十分な肉料理を食べたりす
   ることによって発生しています。また、手指やまな板を通して細菌な
   どが付着した野菜を生で食べたり、細菌で汚染された飲料水を飲んだ
   りして、食中毒が発生しているケースもあります。

   食中毒を防ぐには、生肉や加熱が不十分な肉料理は注意が必要です。
   また、肉や脂をつなぎ合わせた結着肉やひき肉、筋切りした肉、タレ
   等に漬け込んだ肉、牛や豚、鶏のレバーなどの内臓は、内部まで十分
   に加熱してから食べましょう。

   目安は、肉の内部の温度が75度で1分間加熱することです。例えば、
   ハンバーグなら、竹串を刺してみて肉汁が透明になり、中の赤身がな
   くなった状態になれば、十分です。

   家庭での食中毒を予防するためには、食材を買う時から、保存、下準
   備、調理、そして食べるときまで、各段階で、食中毒予防の3原則
   (細菌やウイルスを"つけない""増やさない""やっつける")こ
   とを実践することが大切です。 

       リビングふくやま(平成29年3月25日号)掲載記事より



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●おくすり一口メモ

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     「 おくすりとからだ(体内動態)吸収について 」
                           福山市薬剤師会

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 多くのくすりが、人のからだに働くには、まず「吸収」されなければなり
ません。

 一般的な錠剤では、「胃で溶け」「小腸で吸収」され「門脈経由で肝臓」
に行き「血管に入って全身」へとなり、体を一回りしながら、働くところで
働いて、また肝臓に戻ります。

 くすりによっては、胃酸で壊されるので「腸で溶け」るように工夫された
り、舌下錠や坐薬のように粘膜から吸収されたり、最近では貼り薬でも、シ
ップ薬のように局所で働くのではなく、皮膚から吸収され血液に入り、全身
で作用するくすりもあります。

 また、吸入、噴霧のくすりなどは体に入っていますが吸収されるのではな
く、のどや鼻の粘膜に塗っただけのものもあります。

 おくすりの正しい使い方は、まず正しく吸収されることをご理解ください。



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●第32回 季節のお料理レシピ!

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       「 新じゃがとアスパラのチャイナ炒め 」

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 春は新じゃがいもやアスパラガスなどが旬ですね。

 今回のレシピは、春の食材で作る炒め物。

 甘辛くコクのある味付けは子どもにも人気です。



★★新じゃがとアスパラのチャイナ炒め★★


<材料(4人分)>

 新じゃがいも      8個

 グリーンアスパラガス  6本

 プチトマト       12個

 鶏もも肉        1枚

 サラダ油        大さじ1

 「【A】・・・片栗粉  大さじ1
        酒    大さじ1

  【B】・・・オイスターソース  大さじ2
        醤油   大さじ1
        酒    大さじ1
        砂糖   大さじ1 」


<作り方>

 ①新じゃがいもは皮付きのままきれいに洗い、5mm厚さに切ってさっと
  茹で、水気をきる。
  グリーンアスパラガスは、はかまを取って斜め切りにする。プチトマト
  はへたを取る。

 ②鶏肉はひと口のそぎ切りにし、【A】をまぶす。

 ③フライパンにサラダ油を熱し、②を炒め後、①を加えて炒め合わせる。
  プチトマトを加えて、【B】で調味する。



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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
  http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
  http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 日本医師会「キッズクラブ」
   http://www.med.or.jp/kids/


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