第168号 平成29年11月10日

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◆◇◆      福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

               第168号 平成29年11月10日

  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。

  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。


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□ Index

 ● 最近の感染症情報

 ● 今月のトピック

   「インフルエンザ対策を万全にして元気に冬を過ごしましょう
     家族みんなのインフルエンザワクチン接種が推奨されています」

 ● おくすり一口メモ

   「おくすりの形について(その3外用剤【1】)」

 ● 第67回 おやつレシピ!

   「薄切りりんごのパンケーキ」

 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)


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●最近の感染症情報


 現在、小児の間で流行している感染症を、感染頻度の高い疾患順に
お知らせします。


(1)感染性胃腸炎 ・・・・・ 増加傾向

(2)溶連菌感染症 ・・・・・ 増加傾向

(3)RSウイルス感染症 ・・ 増加傾向

(4)手足口病 ・・・・・・・ 横ばい 

(5)咽頭結膜熱(プール熱)・ 増加傾向

(6)ヘルパンギーナ ・・・・ 増加傾向

(7)流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・・ 減少傾向

(8)インフルエンザ ・・・・ 増加傾向

(9)水痘(水ぼうそう)・・・ 減少傾向


※ 現在、多数の感染症が増加傾向にあります。感染症が流行しやすい季節
 になってきました。

  11月に入ってすでにノロウイルス胃腸炎を発症して医療機関を受診す
 る子どもさんが目立ってきています。これからまずノロウイルスをはじめ
 とするウイルス性胃腸炎の本格的な流行期に入ります。

  子どもたちの感染症は、例年、12月にRSウイルス感染症の流行ピー
 クになり、そののち12月下旬から1月初旬に本格的にA型インフルエン
 ザの流行がはじまり、年によって若干の違いがありますが、2月前後から
 B型インフルエンザの流行が加わり、さらに3月頃からロタウイルス胃腸
 炎の流行が見られるようになります。

  ゴールデンウィークを明けた頃、ロタウイルス胃腸炎の流行も静まるこ
 とが多いのですが、まもなく手足口病、ヘルパンギーナ、そしてプールが
 はじまる頃には、咽頭結膜熱(プール熱)の流行へと移り変わるのが通例
 のパターンです。

  子どもたちは、そういった一年のサイクルを毎年過ごしていくので、感
 染症に罹患して体調を乱すことも多々ありますが、感染を受けることによ
 って免疫が育ち、しだいに強く、そして成長して行きます。

  感染症に罹った時にはかかりつけ医でしっかり治療を受けることが大切
 です。帰宅時の流水による手洗い、うがいを忘れないように励行しましょ
 う。

  ワクチンで予防できる病気は、ワクチンを接種して、極力自然の感染を
 回避しましょう。今の時期は、インフルエンザワクチン接種の時期です。
 効果が現れるまでに2ヵ月程度を要します。インフルエンザの流行に間に
 合わせるためには11月中のできるだけ早い時期に接種を済ませることが
 大切です。

  かかりつけ医にご相談の上、ワクチンを接種して、インフルエンザ流行
 シーズンに備えましょう。


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●今月のトピック

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 「 インフルエンザ対策を万全にして元気に冬を過ごしましょう
    家族みんなのインフルエンザワクチン接種が推奨されています 」

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 ~~「インフルエンザ対策 」について~~


 小さな子どもや妊婦さんがインフルエンザにかかると、免疫力が弱いため
気管支炎や肺炎などの合併症を起こして重症化しやすいことが報告されてい
ます。妊娠中に重症化した場合、早産率が高くなることも指摘されています。

 マスクの着用や帰宅時にうがい、手洗いをして感染に気を付けるほか、乳
幼児、妊婦さん、これから妊娠をお考えのご家庭では、家族みんなでインフ
ルエンザワクチンの接種が推奨されています。

 以下、よくあるご質問にお答えします。


 Q インフルエンザワクチンは、妊娠中いつ接種してもいいのですか。
   保存剤の影響も心配ですが?

 A 妊娠週数にかかわらずワクチン接種を受けることが推奨されています。
   妊婦さんへのインフルエンザワクチン接種に関しては、重篤な副作用
   報告はなく安全性と有効性が証明されています。
   以前、ワクチンに含まれる保存剤の影響が懸念されましたが、ごく微
   量で、安全性に問題はないことが確認されています。


 Q ワクチン接種を受けるときに気を付けることは? 

 A インフルエンザワクチンでは重篤なアレルギー反応が100万人当た
   り2、3人に起こることが報告されています。
   卵アレルギーのある方ではその危険が高いとされているので、接種を
   控えましょう。


 Q 家族や身近な人がインフルエンザにかかり、発熱などの症状が出た場
   合はどうすればよいでしょうか?

 A いずれの場合もできるだけ早期(48時間以内)の抗インフルエンザ
   薬の使用が、感染予防や重症化防止に有効です。
   抗インフルエンザ薬の妊娠に対する影響も検討されていますが、重篤
   な副作用の報告は無く、その使用が推奨されています。医療機関での
   相談が必要です。事前に電話でインフルエンザを心配していることを
   伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。


      リビングふくやま(平成29年10月28日号)掲載記事より


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●おくすり一口メモ

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    「 おくすりの形について(その3外用剤【1】) 」

                          福山市薬剤師会

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 今回は外用薬について。外用薬といえば軟膏やクリーム等の「塗り薬」を
まず思われるでしょう。また消毒薬の液剤や幼児の坐薬もポピュラーですが、
最近は貼付薬、つまり「皮フに貼る薬」も多くなって来ました。

 従来の外用薬は目で見える疾患部分へ直接使用する「局所作用」が主でし
たが、貼付薬は皮膚から体に吸収させて「全身」に作用するように工夫され
ています。
 これは、内服すると胃や腸から吸収されて肝臓にいく過程で分解され、薬
として働かないものや、徐々に吸収させて長く作用を持続させる目的のため
です。

 小児の分野では気管を拡げて呼吸を楽にさせるテープ状(ホクナリンテー
プ)が良く使われています。

 また、いわゆるシップ薬にも、ただ患部を冷やしたり、温めたりするだけ
でなく、痛み止め成分をより痛みの強いところの近くの皮膚から吸収させる
「経皮吸収」薬が主流となっています。弱点は「かぶれ」です。おくすり成
分その物による場合や、皮膚にひっつくよう工夫している「ノリ」の成分に
よるものがあり、貼ってもすぐはがすと効果が出ない分、厄介な副作用です。
どうしても必要なおくすりなら貼る場所を変えたり、少し早めにはがしたり、
さらには、かゆみ止めの塗り薬を併用することも方法です。


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●第67回 おやつレシピ!

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            「 薄切りりんごのパンケーキ 」

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 秋が旬の"りんご"。

 整腸作用のある水溶性のペクチンやリンゴ酸、ミネラルが豊富で、
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるくらい
体に良いと言われています。

今回は、りんごを使ったおやつを紹介します。



★薄切りりんごのパンケーキ★

<材料>(小さめのフライパンまたは卵焼き用フライパン2枚分)

 りんご(ふじ)    1個

 ホットケーキミックス 200g

 卵          1個

 牛乳         3/4カップ

 砂糖         大さじ2

 サラダ油       少々


<作り方>

(1)ボウルに卵を割りほぐして牛乳を混ぜ、ミックス粉を加えて混ぜる。
   りんごは縦半分に切り、芯をくり抜き薄切りにする。

(2)フライパンに油を熱してペーパータオルでふき、火を止めて(1)
   の生地を半量流し入れて中火にかける。表面がフツフツとしてきたら
   弱火にし、半量のりんごを並べて蓋をする。
   りんごが少ししんなりとしてきたら表面に半量の砂糖をふって裏返し、
   中火で色よく焼く。同様にもう一枚焼く。

(3)皿にとり、粗熱がとれたら適宜に切る。


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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
  http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
  http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 日本医師会「キッズクラブ」
   http://www.med.or.jp/kids/


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     http://www.team-6.jp/

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