第172号 平成30年3月15日

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◆◇◆     福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆

               第172号 平成30年3月15日

  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。

  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。


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□ Index

 ● 最近の感染症情報

 ● 今月のトピック

   「睡眠時の無呼吸を放っておくと成長障害や夜尿などの原因に」

 ● おくすり一口メモ

   「お薬の対症療法と原因療法」

 ● 第35回 季節のお料理レシピ!

   「磯の香りご飯」

 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)


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●最近の感染症情報


 現在、小児の間で流行している感染症を、感染頻度の高い疾患順に
お知らせします。

(1)インフルエンザ ・・・・ 減少傾向

(2)感染性胃腸炎 ・・・・・ 横ばい

(3)溶連菌感染症 ・・・・・ 横ばい

(4)RSウイルス感染症 ・・ 微増

(5)咽頭結膜熱(プール熱)・ 微増

(6)流行性角結膜炎 ・・・・ 微増

(7)水痘(水ぼうそう)・・・ 横ばい


※ 現在問題となる感染症はインフルエンザと感染性胃腸炎です。

  比較的大きな流行であった今年のインフルエンザは着実に患者数は減少
  してきていますが、感染性胃腸炎に比べてまだ約2.5倍多い状況です。

  インフルエンザ流行警報は現在も発令させている状況です。

  今しばらくは十分な感染予防対策にご留意ください。


※予防対策
  ・帰宅後は「うがい」と「手洗い」をしましょう。
  ・人ごみを避け、外出時にはマスクを着用しましょう。
  ・せきエチケットを守りましょう!
  ・十分な睡眠とバランス良い食事で体力をつけましょう。


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●今月のトピック

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  「睡眠時の無呼吸を放っておくと成長障害や夜尿などの原因に」

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   ~~「子どものいびき」について~~


 Q 子どものいびきについて教えてください。

 A 寝ているお子さんにちょっと注意を向けて耳を澄ましてください。

   「スーッ、スーッ」、これは穏やかな寝息の音ですね。

   「グーッ、グビッ、グーッ」、このいびきは、風邪をひいたか、少し
   疲れたのかな?

   「グビッ、グビッ、グーッ」、なんだかお父さんがお酒を飲んで寝て
   いるみたい。ちょっと変かな?

   「グーグー...無音...グビー」、息が止まっている? かなりおかしい
   かな?

   このようにいびきといっても幅がありますが、実際のところ、無呼吸
   (呼吸をしていない)となれば大問題です。呼吸が止まっているわけ
   ですから寝ている時、酸素不足になっています。

   今のところはっきりとした診断基準はありません。しかし無呼吸をそ
   のままにしていると成長障害、行動上の問題、身体精神発達遅延、夜
   尿(おねしょ)などに影響するといわれています。


 Q 日常気を付けたいことは?

 A まずは寝ているところを観察してみてください。苦しそうな、あえぐ
   ような呼吸をする。ずっと口を開けている。また、食事の時にお肉や
   葉物の野菜のような固い食べ物を食べにくそうにしたり、飲み込むの
   に時間がかかるなども、いびきや無呼吸を疑うサインになります。
   いびきをかいている時の動画を撮っておくと、医療機関で治療をする
   際役立ちます。


 Q 原因と療法は?

 A 原因は呼吸経路のさまざまな部位での狭窄(きょうさく)など、複合
   的要因です。その中で一番多いのは、口蓋扁桃(へんとう)肥大(よ
   く扁桃腺といっています)、アデノイド(増殖症)ですので、扁桃摘
   出術、アデノイド切除術が選択になります。この手術は全身麻酔が必
   要ですが、3歳未満の小児は、手術自体にリスクを伴うので手術以外
   の治療(保存的治療)として、鼻づまりを改善する薬を先に用いても
   よいでしょう。もし、嫌でなければ耳鼻科でお鼻をきちんと掃除(鼻
   処置)してみてください。鼻汁をいっぱい吸い取った処置の後にぐっ
   すり眠れた、とおっしゃるお母さんもいます。また、歯科的治療もあ
   りますが、特殊ですのでここでは割愛します。かかりつけの歯科医師
   にご相談ください。


       リビングふくやま(平成30年2月24日号)掲載記事より


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●おくすり一口メモ

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      「 お薬の対症療法と原因療法 」

                          福山市薬剤師会

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 子供さんの病気の多くは、痛みの訴えや熱、咳などの症状で気付いての受
診であり、その症状が治まると安心して、お薬も飲まなくなる場合が見受け
られますが、お薬の働きを大きく分けると「対症療法」と「原因療法」があ
ります。

 痛みや、熱、咳などの「症状」を抑えるお薬と、それらの「原因」となっ
ている「細菌」や「ウイルス」に対するお薬です。

 「痛い時」「熱が高い時」「咳がひどい時」のように症状だけ使っていた
だくのと、原因療法の代表的な「抗生物質」や「抗ウイルス薬」のように
「~時」でなく量、回数、時間がきっちり決まっている薬です。

 インフルエンザでの「タミフル」や「リレンザ」では「5日間」の服用を
守っていただかないと、症状がぶり返したり、微生物の薬に対する「抵抗力」
がついてしまうことがあるからです。

 お薬の飲み方を聞くときには、こんなことも考えながら聞いていただけた
らと思います。


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●第35回 季節のお料理レシピ!

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            「 磯の香りご飯 」

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 春を告げる"わかめ"は冬から春にかけて収穫されるため、今の時期は
「生わかめ」がお店に並びます。

 あまり日持ちはしませんが、採りたての海の恵みを楽しむことができます。

 栄養面では、 新陳代謝を活発にして髪や爪の健康を守る"ヨウ素"や、
血圧を下げる働きのある"カリウム"、骨を丈夫にする"カルシウム・マグ
ネシウム"などが豊富です。

 今回は磯の香りが美味しい炊き込みご飯をご紹介します。


★磯の香りご飯★

<材料(3~4人分)>

  鮭(甘塩)   1切

  米       2合

  生わかめ    10g

  ごぼう     1/4本

  人参      1/3本 

  いりごま(白) 大さじ1

  マヨネーズ   大さじ1


<作り方>

(1)米は炊く30分前に洗って、ざるにあげる。
   ごぼうはささがきにして水につけた後、水気をきる。
   人参をとわかめはみじん切りにする。

(2)炊飯器に米、ごぼう、人参を入れ、普通の水加減にして混ぜる。
   鮭をのせて炊く。

(3)炊き上がったら鮭を取り出し、皮と骨を除いて身をほぐし戻し入れる。
   わかめ、マヨネーズ、ごまを加えてざっくり混ぜる。
   いりごまをふって出来上がり!


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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
  http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
  http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 日本医師会「キッズクラブ」
   http://www.med.or.jp/kids/


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