第4号 平成15年10月10日

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◆◇◆  福山市医師会子育て支援メールマガジン  ◆◇◆
                 第4号 平成15年10月10日

 福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信
 いたします。
 小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行をしている疾患
 の情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。
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 □ 目 次
  ● 最近の感染症情報
  ● 今月のトピック1 「インフルエンザの予防接種について」
  ● 今月のトピック2 「新生児集中治療室(NICU)について」
  ● プレゼント情報
     冊子「お母さんの知っておきたい こどもの病気 ― 内科編 ― 」
       「お母さんの知っておきたい こどもの病気 ― 外科編 ― 」
  ● 子育て支援事業のご紹介
  ● 子育て支援行事の予定
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●最近の感染症情報

現在、感染症は比較的に落ち着いております。しかしながら、おたふく風
邪が先月から少しずつ増えてきております。咽頭結膜熱も完全には収束し
ていません。また、感染性腸炎が増える傾向にありますので、引き続き生
ものの摂取には十分気をつけてください。

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●今月のトピック1
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「インフルエンザの予防接種について」
     みつふじ小児科 桜井一枝先生
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    - 早めの予防接種でインフルエンザから子供を守ろう -

○インフルエンザの怖さ
インフルエンザは、インフルエンザウィルスが鼻や口から侵入して起こる
感染症です。症状は熱、咳、鼻水など風邪に似ていますが、突然の高熱で
始まるなど、かなり重症感があります。合併症として、ひきつけ、肺炎、
中耳炎などがありますが、最悪の場合、脳炎を併発し死亡することもある
怖い病気です。

○予防接種の勧め
このように怖い感染症ではありますが、インフルエンザワクチンの接種に
より予防可能です。ワクチンの効果は約70~80%程度といわれていま
す。たとえ発病しても、症状は比較的軽いことが多いようです。

○ワクチンの接種方法は
ワクチンの接種後に抗体が出来るまでには若干時間がかかりますので、余
裕を持って早めの接種が必要です。特に子供さんの接種は2回必要で、1
回目の接種の後、1週間から4週間以内に2回目の接種をすることが十分
な抗体を得るためには必要です。11月中あるいは、12月初旬までに接
種を終了して、1月・2月のインフルエンザの流行期に備えることが大切
です。

○インフルエンザかな?と思ったら
インフルエンザ抗ウィルス剤を服用することで、かなりの効果が期待でき
ます。高熱が出た場合には、まず、小児科を受診しましょう。

○インフルエンザにかからない為に
予防接種は非常に効果的な手段ではありますが、先にも述べましたとおり、
70~80%の有効率といわれております。日頃の生活の中でも効果的に
ウィルスに感染しない方法があります。それは、「うがい」「手洗い」
「人ごみを避ける」ことです。
「うがい」は、ウィルスが喉に付着したものを取り除く効果があり、理想
的には10分に1回行うことが良いとされていますが、現実には難しいの
で、こまめにうがいをすることをお勧めします。
「手洗い」は、ウィルスの付着した手で食べ物を触ったり、口や鼻に手を
持っていったりすることで、喉へウィルスが付着しますので、こまめに手
洗いをする習慣作りが効果的です。
「人ごみを避ける」とは、不特定多数の人が建物内に集まる場所には行か
ないことです。人が集まる場所には同様にウィルスも集まっていますので、
感染する確率が高くなります。人混みの中にいるよりは、寒い公園で子ど
もを遊ばせる方が良いのかも知れません。

とにかく、インフルエンザウィルスに負けない強い体づくりが一番です。
バランスの取れた食事でこの冬を乗り切りましょう!


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●今月のトピック 2
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「新生児集中治療室(NICU)について」
   国立福山病院 小児科 神辺智春先生
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- 2,500㌘未満の低出生体重児が増加の傾向
新生児集中治療室「NICU」が大きな救いに -

2,500㌘未満で生まれる低出生体重児が増えているそうです。「NICU」と
呼ばれる新生児集中治療室がある国立福山病院の神辺智春先生にお話しを
聞きました。
「NICUは3床あり、24時間365日体制。主に早産の危険のある母体、
何らかのリスクのある新生児がここに搬送されて治療を受けています。
昨年12月にできてから約90人の患者さんを診ています。それ以前にも
集中治療室はあったのですが、器具やシステム、マンパワーを充実させ、
より質の高いケアができるようになりました」

小さく生まれたけど、無事に大きくなってくれるかしら、と不安に思う親
御さんも多いのでは?
「はい、だからこそお母さんがコンプレックスを抱いたり、どう育ててい
いのか分からない、と戸惑ったりする気持ちを救い、自信を持って育てら
れるようにしてあげることが大事だと思います」

NICUは、具体的にどんな環境ですか?
「アラーム音をなくしてゆったりとした時間が持てるようにしたり、小児
科らしい可愛い雰囲気にしたり。面会時間も拡大して家族の時間が持てる
ようにしています。愛着形成によって親としての自覚をはぐくむお手伝い
をしています」

退院後のことが心配では?
「福山では医師~保健師~母親という流れを作り、みんなが連携してお母
さんの心配事などに退院後も対応できる、すこやか育児サポート事業とい
うシステムを整えています。今までは赤ちゃんを救うことが一番でしたが、
赤ちゃんを取り巻く環境をみんなでサポートしていこうというものです。
また、未熟児の親の会では、経験を生かしたアドバイスが受けられます」

            リビングふくやま(9月27日号)掲載記事より


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● プレゼント情報
冊子「お母さんの知っておきたい こどもの病気 ― 内科編 ― 」

福山市医師会では、子どもさんが病気になった時に適切なホームケアがで
きるよう、家庭での対処方法を分かり易く解説しております小冊子を作成
しましたので、ご希望の方には差し上げております。
また、夜間小児診療所の窓口には、ご自由にお持ち帰り頂けるよう常時配
置しておりますので、受診されました際には是非お持ち帰り下さい。
                       (但し、内科編のみ)

また、昨年作成いたしております「外科編」も、在庫がございますので、
ご希望の方には差し上げております。(但し、数に限りあり)

□この小冊子を希望される方は、以下のアドレスに、「こどもの病気小冊
子希望」と明記の上、送付先の住所、氏名、連絡先を添えてご連絡下さい。

   Mail:kosodate-owner@fukuyama.hiroshima.med.or.jp まで


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●子育て支援事業のご紹介

○福山夜間小児診療所

福山市医師会では毎日、夜間における子供さんの急病(内科的疾患)の診
療を行っております。福山小児科医会の小児科医師が19時から23時
(受付は22時45分)まで交代で担当し年中無休で診療しています。

受診の際は、健康保険証と母子健康手帳をお持ち下さい。

  □福山夜間小児診療所出務医当番表(10月、11月)
   http://www.fmed.jp/syoni/touban.html


○すこやか育児サポート事業(無料育児相談)

福山市医師会では、産婦人科医、小児科医、市町村保健師の連携による、
育児の支援・サポート事業を実施しております。
この事業では、育児や出産に対して不安をお持ちのお母さま方に、専門家
である小児科医や保健師の指導を無料で受けて頂くものです。
どんな些細な悩みでも相談して頂くことにより、不安解決の糸口となれば
と思い実施しております。
この事業は、妊娠中の方もご利用頂けます。
また、場合によっては保健師さんの家庭訪問も可能です。

  □詳しいパンフレットご希望の方は、以下までご連絡下さい。
   Mail:kosodate-owner@fukuyama.hiroshima.med.or.jp まで

●日本医師会「キッズクラブ」のご紹介

このホームページでは、お医者さんのこと、病気のこと、育児のこと、お
菓子づくりのことなどを、イラストで分かり易く紹介しており、マスコッ
トの「にっちー」が案内してくれますので、お子さまと一緒に楽しくご覧
いただける内容となっておりますので、是非ご覧下さい。

  □日本医師会「キッズクラブ」はこちら
   http://www.med.or.jp/kids/index.html
 ※福山市医師会ホームページの子育て支援ページからもリンクしています。


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●子育て支援事業行事の予定

◆子育て支援イベント
〈健康ふくやま21協賛〉子育てフェスタinポートプラザとして計画をし
ておりましたが、日程の調整がつかない為、今秋の開催が出来なくなりま
した。楽しみにされておられたことと存じますが、ご了承を賜りますよう
お願いします。
なお、来年、暖かくなってから再度計画をしたいと思いますので、よろし
くお願いします。

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  □このメールマガジンに関するご意見・ご感想はこちらへ
    Mail: kosodate-owner@fukuyama.hiroshima.med.or.jp
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 【発行】 社団法人 福山市医師会

  ホームページ  http://www.fmed.jp

 ※著作権法の規定により、他者の著作物を私的な目的以外で複製する
  ことは、禁止されています。
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