第72号 平成21年6月10日

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◆◇◆      福山市医師会子育て支援メールマガジン     ◆◇◆
                  第72号 平成21年6月10日
  
  福山市医師会は、子供さんの健やかな成長とお母さま方の子育てを応援
 しており、さまざまな子育てに関する情報をメールマガジンとして配信い
 たします。
  小児科医や産婦人科医による子育てや病気の説明、流行している疾患の
 情報、イベントのご案内等を毎月配信いたします。

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□ Index
 ● 最近の感染症情報
 ● 今月のトピック2「予防接種Hib(ヒブ)ワクチンについて」
 ● おくすり一口メモ「おくすりの形について(その3 外用薬)」
 ● 第29回お手軽おやつレシピ!「簡単おからクッキー」
 ● パパ・ママへ(子育て支援事業のご紹介)
 ● お知らせ 
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●最近の感染症情報

 現在、最も感染者が多い病気は、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)で、流行中
ではありますが減少の兆しが見られます。
 2番目に多いのは溶連菌感染症で若干増加傾向です。また、水痘(水ぼう
そう)もわずかに増加してきています。
 その他に比較的感染が多いのは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、咽頭
結膜熱(プール熱)などですが、目立った増加の兆しはみられません。
 季節性インフルエンザは明らかに減少してきています。

 新型インフルエンザについては、6月9日に米国から帰国した50歳代男
性の感染が県内で初めて報告されました。小児の感染例は県内ではまだ報告
はありませんが、できるだけ人ごみを避け、帰宅後はせっけんと流水で手を
洗い、うがいを行うなど予防に留意しましょう。


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●今月のトピック2

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       生後3カ月〜5歳の子供がかかるヒブ髄膜炎
          予防できるヒブワクチンが日本にやっと導入
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 昨年12月下旬から日本に導入された予防接種「Hib(ヒブ)ワクチン」
についてお話します。

 Q ヒブとは?
 A ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌のことです。インフル
   エンザ菌という名前が付いていますが、最初に発見されたときにイン
   フルエンザ感染者から発見されたためであり、皆さんのよく知ってい
   るインフルエンザウイルスとはまったく違います。このヒブが人に感
   染すると、重篤なヒブ髄膜炎を起こし、その結果、死亡したり、重い
   後遺症を残したりします。

 Q 発症年齢は?
 A 多くの場合、生後3カ月〜5歳のお子さんがかかります。特に2歳未
   満が多く、毎年日本では約600人の乳幼児がヒブ髄膜炎にかかって
   いると報告されています。治療を受けても約5%(年間約30人)は
   死亡、約25%(同約150人)に知能障害、運動障害、聴覚障害な
   ど、重い後遺症が残ります。

 Q 防ぐ方法は?
 A ワクチンによって予防できます。世界保健機関(WHO)では、19
   98年にヒブワクチンを乳幼児への定期接種ワクチンに推奨し、現在
   までに世界120カ国以上で導入されています。それらの国ではヒブ
   髄膜炎はすでに過去の病気となっています。日本では大幅に導入が遅
   れ、このほどようやく受けられるようになった次第です。

 Q ヒブワクチンの接種を受けるには?
 A かかりつけの小児科で受けられます。望ましい接種スケジュールは、
   生後3カ月〜7カ月未満で開始し、3週間〜8週間あけて3回、その
   1年後に追加接種1回の計4回です。DPT(ジフテリア、百日咳、
   破傷風)ワクチンなどとの同時接種も可能で、前述の開始年齢を過ぎ
   ていても、5歳までは接種できます。
   水ぼうそう、おたふく風邪と同じ任意接種なのですが、お子さんの命
   と健康を守るためにもぜひ接種していただきたいと思います。なお、
   事前の予約が必要です。詳しいことはかかりつけの小児科医にご相談
   ください。

                       リビングふくやま(5月30日号)掲載記事より


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●おくすり一口メモ

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  おくすりの形について(その3 外用薬)      福山市薬剤師会
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 今回は外用薬についてお話します。

 外用薬といえば軟膏やクリーム等の「塗り薬」をまず思われるでしょう。
 また消毒薬の液剤や幼児の坐薬もポピュラーですが、最近は貼付薬、つま
り「貼り薬」も多くなってきました。

 従来の外用薬は目で見える疾患部分へ直接使用する「局所作用」が主でし
たが、貼付薬は「全身作用」を目的として経皮吸収薬、すなわちお薬を皮ふ
から体の中に吸収させるよう工夫されています。これは、内服すると胃や腸
で壊され薬として働かないものや、徐々に吸収させて長く作用を持続させる
目的のためです。

 小児の分野では気管を拡げて呼吸を楽にさせるテープ状(ホクナリンテー
プ)が良く使われています。いわゆるシップ薬にもただ患部を冷やしたり、
温めたりするだけでなく、痛み止め成分をより痛みの強いところの近くの皮
膚から吸収させる「経皮吸収」薬は主流となっています。弱点は「かぶれ」
です。おくすりその物による場合や、皮膚にひっつくよう工夫している「ノ
リ」の成分によるものがあり、長く貼っていただかないと効果が出ない分、
厄介な副作用です。どうしても必要なおくすりなら貼る場所を変えたり、少
し早めにはがしたりすることも方法です。


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●第29回 お手軽おやつレシピ! 

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         「 簡単おからクッキー 」
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 今回は「おから」を使った簡単クッキーです。

 おからは、豆腐を作る際に豆乳を絞った残りの部分を言います。
 栄養的には、食物繊維が豊富ですがその他に大豆に含まれていたビタミン
B1・たんぱく質・糖質なども一部分残っています。

 食物繊維を多く含む野菜が嫌いなお子さんもこれならおいしく摂取出来ます。


★ 簡単おからクッキー ★

<材料> ホットケーキミックス 100g
     おから         50g
     サラダ油       大さじ2
     砂糖         大さじ1
     牛乳         大さじ1

<作り方>
 ①材料をすべてボウルに入れ、ひとまとめにする。
  (※牛乳はまとまりにくかったら加えましょう)
 ②生地がまとまったらラップに包んで1時間程冷蔵庫で休ませる。
 ③めん棒で②の生地を厚さ5mm程度に伸ばし、型で抜く。
 ④180℃で予熱したオーブンで15〜20分焼いて出来上がり。


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●ママ・パパへ(子育て支援事業のご紹介)

 1┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 福山夜間小児診療所
http://www.fmed.jp/kosodate/yakan/index.html

 2┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ すこやか育児サポート事業(無料育児相談)
http://www.fmed.jp/kosodate/k_shien/sukoyaka/index.html

 3┓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
┗┛ 日本医師会「キッズクラブ」  http://www.med.or.jp/kids/

  ☆★ PICK UP ★☆
元気な毎日な〜るほど!「マスクをしよう!」
 http://www.med.or.jp/kids/seika/genki/kb0902/index.html
元気な毎日な〜るほど!「手あらいとうがい!」
http://www.med.or.jp/kids/seika/genki/k0601/index.html


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●お知らせ
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     http://www.team-6.jp/
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