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熱中症予防の新しい合言葉「3トル」とは?

【いきいき健康メール】(2020年7月 臨時号)

■熱中症予防の新しい合言葉「3トル」とは?

例年この時期、熱中症への備えが大切となってきますが、今年は例年とちがう状況にあります。

つまり、多くの人が「マスクをしている」ということです。

マスクをして日常を過ごすことで、熱中症にかかる危険が高くなることがいわれています。

マスクをしていると、少しいきぐるしい、と感じる場合が多くありませんか。これは、呼吸に負荷がかかっている証拠でもあります。
また、あたたかい呼気をはくことで、からだの体温を下げるという、体温調節の役割もはたしている場合があります。
これらはとくに、大人よりもこどもで見受けられるといわれています。

もうひとつは、マスクをしていると、どうしても水分補給がしにくいとは、水分をとるのをためらったりする、ということがあります。

そこで、このたび、済生会横浜市東部病院・患者支援センター長の谷口英喜医師が「3トル」を提唱しています。
(1)人とはなるべく2メートル以上の距離を取る
(2)十分な距離を確保したら、マスクを外す(取る)
(3)水分を取る
です。
要点は、マスクをつけつづけることに注意することと、水分補給を積極的にこまめに心がける、ということです。

谷口医師は「かくれ脱水」というキーワードで、この夏の過ごし方を仲間たちとともに呼びかけています(https://www.kakuredassui.jp)。ご覧になってみてはいかがでしょうか。(なお本記事は福山市医師会として特定の企業活動を推奨するものではありません)

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発行:福山市医師会
http://www.fmed.jp/

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