せせらぎ 第48号(2011年01月)

発行  社団法人福山市医師会地域ケアセンター
福山市医師会居宅介護支援事業所
福山市医師会訪問看護ステーション
福山市地域包括支援センター三吉町南

せせらぎ 第48号(2011年1月)


  新春の候、皆様方におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
  平素より、福山市医師会地域ケアセンターに対しましてご理解、ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
  さて、新年の門出とし広報紙であります「せせらぎ」を発刊いたしましたので、ご一読ください。


「新年のご挨拶」

地域ケア担当理事 井上育忠

 はやいもので、理事3度目の新年を迎えることになりました。
 旧年中は、居宅、訪看、包括のご利用ありがとうございました。今年も引き続きよろしくお願いします。
 医師会の地域ケアが、多くの医療機関の地域連携室に認められたようで退院時からのご依頼が増えています。また、DPC化や各疾患のパス化が進み入院期間は短くなってきていますので在宅医療、在宅介護の比重が高まり、質の向上と同時にシームレスな医療、ケアの提供が、必要となってきています。
 在宅で診ていくためには、現在ある病・診連携も必要ですが、診・診の連携、ネットワークを作ることで退院し、在宅に移行することに対する抵抗が減るのではないかと期待しています。そして、スムーズな退院が、困った時に入院できるベットを生み出し、好循環となるはずです。
 成人の夜間診療設立に向かって出務をお願いするうえに、在宅診療のネットワークにも参加を!と負担が増える一方ですが、安心して病院を空けられる体制が出来ることが、夜間診療に出て来ていただく上で必要なことと思っていますし、負担ばかりではなく、骨休みの時にも役立つはずです。今年中に出来上がるという約束はできませんが、地域ケアが中心となって在宅医療のネットワーク作りを進めていく予定です。
 また、もう一本の柱である訪問看護も組織を強化し、来るべき団塊の世代の高齢化に備えつつありますが、もっともっと進化させ医師の負担を少しでも減らせるようなものにしていきたいです。
 最後に宣伝ですが、第2回地域ケア研修会として1月25日に県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科教授の丸石正治先生をお招きし「高次脳機能障害」について講演していただく予定です。
 病態については勿論、介護保険での困り主治医意見書のあり方など多彩な内容になっていますので是非ご参加ください。

「新年のご挨拶」

地域ケア担当理事 川本定紀

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は「龍馬」にはじまり「龍馬」に終わった一年でしたが,今年はどのような一年になりますでしょうか...?
 さて,福山市医師会地域ケアセンターはご存じのとおり「訪問看護ステーション」、「居宅介護支援事業所」、「地域包括支援センター」という介護保険制度における在宅支援事業を運営いたしております。
 近年は政権政党の怠慢により国家財政は悪化の一途を辿り,脳卒中・パーキンソン病・アルツハイマー型認知症等により身体・精神・日常生活の両面に支障を来したにも拘らず早期に在宅療養を強いられ,患者様ならびにそのご家族は多大な負担を強いられております。
 わが福山市医師会地域ケアセンターは,「安心の在宅療養」を目指して本年も全力で邁進いたしますので,ご指導ならびにご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。

「新年のご挨拶」

地域ケア担当理事 西岡智司

 皆様、新年あけましておめでとうございます。福山市医師会の地域ケア担当理事をしております西岡智司と申します。昨年の四月より、福山市医師会理事として地域ケアを担当させていただいております。
 医師会の地域ケア業務は皆様ご存知のように、「訪問看護」、「居宅介護支援事業所」、「地域包括支援センター」と幅広く活動いたしております。
 この業務に携わって感じるのは、非常に患者様の生活に密着したサービスであり、人間関係の形成が大変重要であるとともに、日々、迅速で的確な判断を要求されるというまさに人間力が試される職場であるということでした。また、スタッフは、とても患者様およびご家族から頼りにされていることを実感いたしました。
 今年も、患者様の笑顔が一つでも多くみられるように職員一同頑張っていこうと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

「新年のご挨拶」

地域ケア担当理事 金子克彦

 初春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 日頃より「福山市医師会地域ケアセンター」各種事業にご支援頂き、誠に有り難うございます。
 担当理事を昨年6月に拝命し、センターの幅広い事業に右も左も分からぬ状態からようやく少し地に足がついてきました。これもひとえに多くの利用者様方の御贔屓並びに、センターの職員の方々、井上センター長を中心とした担当理事の方々の御努力の賜と感謝しております。
 決して順風が吹いているとは言えない昨今の状況ですが、幸いにも本年も安定した収支で地域ケアセンター各事業につきまして運営することが出来ております。この安定成長路線の継続に尽力し、利用者様方・職員の皆様に少しでも還元できる事をと考えております。
 今年一年、また新たな気持ちでよろしくお願いいたします。