平成23年度 第2回 禁煙支援者養成研修会を開催しました。 当委員会では,「たばこの害から子ども・妊産婦を守る」ために,妊産婦や子育て中の両親の喫煙率減少に向けて取り組んでいます。この取り組みの一環として,妊産婦・子育て中の方々への禁煙支援の実際について学び,支援者のスキルアップを図る目的で禁煙支援者養成研修会(2回コースの第2回)を開催しました。 開催日時 平成23年12月8日(木)19:00〜20:30 開催場所 福山すこやかセンター 2階 地域ケア研修室 主 催 福山・府中地域保健対策協議会 講 演 「たばこの害から子ども・妊産婦を守る」 参加者数 31人 【講師 木村眞人先生】 ●プログラム 19:00 開会 あいさつ 妊婦等の喫煙対策委員会委員 後藤五郎(広島県東部保健所福山支所) 19:05 講演 演題「たばこの害から子ども・妊産婦を守る」 講師 木村小児科 木村眞人先生 (福山市南蔵王町6-20-10) 20:30 閉会 【講演内容】 (講師資料 PDF@[1MB] PDFA[676KB]) 第2回研修会は,「たばこの害から子ども・妊産婦を守る」と題し妊婦等の喫煙対策委員会の委員「木村小児科」の木村眞人先生に講演をお願いしました。 木村先生は,日本小児科学会認定の小児科専門医で,日本小児アレルギー学会,日本小児保健学会,日本ワクチン学会,国際保健医療学会,日本禁煙学会などの会員としてもご活躍中です。 当日は,医療・行政関係者31名が受講,木村先生は長年,小・中学生に対し「初めの1本を手にしない」防煙教育に取り組んでおられ,たばこの害は全身病であることを子どもたちにわかりやすく指導するために,視覚にうったえる指導手法などを紹介してくださいました。また,妊産婦に対する喫煙指導にはネガティブな指導よりもポジティブアプローチが大切と言われ,受講者も講演を熱心に聴講しました。 グループワークでは「今後,所属での活動に生かしたいこと」をテーマに,各医療機関における妊産婦への禁煙対策についての情報交換等,活発に意見交換が行われました。