【いきいき健康メール】を更新しました(2026年3月号)
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感染症情報
◎風疹

春は入学や就職、引っ越しなどで人の動きが多くなり、生活習慣の変化から体調を崩しやすい季節です。この時期に気をつけたい感染症に麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)があります。これらは子供の病気と思われがちですが、大人がかかると高熱や強いだるさが出たり、症状が重くなって回復に時間がかかることがあります。また、気づかないうちに職場や家庭で周囲の人にうつしてしまう可能性もあります。
特に風疹は、妊娠中に感染すると、おなかの赤ちゃんに影響が出ることがあるため、妊娠を考えている方だけではなく、パートナーや家族、職場の人を含めた周囲の人の理解と協力が大切です。これらの感染症はワクチン接種によって予防できることが分かっています。
ご自身やご家族の接触歴が分かる場合は、母子手帳などで一度確認してみましょう。一方で、母子手帳が手元になかったり、接種歴が分からない人も少なくありません。そのような場合でも医療機関に相談し、必要に応じて抗体検査やワクチン接種を受けることができます。
発熱や発疹、のどの痛み、強いだるさなど、いつもと違う症状がある場合は、早めに医療機関に相談してください。
文責:福山市医師会 感染症対策委員 吉田 敬
今月のトピック
◎寒暖差に負けない体づくりを

3月の気候を表す言葉で「三寒四温」という言葉があります。3日寒い日が続いたのちに、4日暖かい日がある、という本格的に暖かい春になる前の気温の特徴を表しますが、今年は2月からこの「三寒四温」のような気温だったように思います。これも温暖化の影響でしょうか。
さて、この寒暖差、体調にも非常に影響を与えます。自律神経が乱れやすくなり、だるさ、頭痛、不眠などの不調が出やすくなります。ヨガは呼吸とゆったりした動作を通して自律神経のバランスを整え、心身の緊張を和らげます。「今この瞬間に意識を向け、評価や判断をせずにありのままを感じる心の在り方」を目指すマインドフルネスの要素も含み、自分の心や体の声を聴くことで、ストレス軽減やメンタルの安定に効果が期待されます。
一方、寒さであまり体を動かさなかった冬の間には関節の動きも悪くなり、腰痛や膝、肩の痛みを感じている人にはピラティスがおすすめです。ピラティスは体幹のインナーマッスルを鍛え、姿勢や体の使い方を整える運動です。骨盤や背骨のアライメントを意識しながら動くことで、腰痛、肩こりの予防、再発防止に役立ちます。正しい体の動かし方を学ぶ「動きの質」を高めるトレーニングです。
さあ、もうすぐ暖かい春が来ます。その次に続く猛暑の夏に負けないためにも、心と体のセルフケアを始めてみましょう。
文責:福山市医師会 広報委員 前原 弘江
