【いきいき健康メール】を更新しました(2026年5月号)
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感染症情報
◎溶連菌感染症にご注意を!

溶連菌感染症は、溶血性連鎖球菌という細菌に感染することで発症する病気です。この病気は主に、咽頭炎や扁桃炎として現れます。また、皮膚に感染して「とびひ」の原因となることもあります。溶連菌感染症は、5歳から15歳のお子さんに多く見られる病気です。
溶連菌の主な感染経路は、飛沫感染と接触感染であり、家庭内や園、学校などで感染が広がりやすいです。溶連菌に対する免疫が十分につかないことが多いため、溶連菌感染症は何度も繰り返しかかることがあります。溶連菌感染症の主な症状は、急にのどが痛くなり、発熱で発症することが多いです。体や手足に小さな赤い発疹が出ることもあります。溶連菌感染症が疑われる場合は、迅速検査を行うことで容易に診断できます。
溶連菌は細菌による感染症であるため、治療には抗生物質が非常に有効です。最も大切なことは、処方された抗生物質を、医師の指示どおりに、最後まで飲み続けることです。途中で服薬をやめてしまうと、合併症であるリウマチ熱や急性糸球体腎炎を引き起こす可能性があるため、必ず決められた期間、薬を飲み切ってください。
日本小児科学会の指針に基づいて、抗生物質を飲み始めてから24時間以上が経過し、熱が下がり、全身状態が良くなっていれば、登園・登校が可能です。
文責:福山市医師会 感染症対策委員 高橋 康太
今月のトピック
◎子どもたちを事故から守りましょう
ケガ、やけど、誤飲などで受診する子どもたちが増えています。命に関わるような事故や、一生残るキズなど絶対に防ぎたいですよね。
そこで今回は、大人が気をつけるべきポイントについてまとめてみました。

〈外遊び〉
子どもは興味を持ったものに一直線で、周囲を確かめずに突然走り出すことがあります。まずは遊ぶ場所を考え、道路ぎわや水辺、ブランコのそば、など危険なところを避けましょう。大人は道路側や水辺側から見守ってあげてください。地面に凸凹あると転倒しやすいですし、遊具で遊ぶ際には常にそばにいてあげてください。また、これからの時期は水の事故に注意が必要です。
〈おうちの中〉
子どもたちは、トイレットペーパーの芯(直径38mm)より小さいものは、飲み込んでしまう可能性があります。こうした小物は、手の届かないところや、鍵のかかる場所に保管しましょう。特に、上のお子さんがおられるご家庭では、おもちゃの管理に気をつける必要があります。また、ご家族のお薬の保管にも注意してください。
かわいい子どもたちを危険にさらすことがないよう、みんなで気をつけていきましょう。
文責:福山市医師会 広報委員 高橋 康太
