【いきいき健康メール】を更新しました(2026年7月号)
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感染症情報
◎大人にも広がる「はしか」-ワクチンで備えましょう

今年に入って、麻疹(はしか)の患者さんが全国で増えています。5月初めの時点で累計462例と、昨年の同じ時期の約4倍のペース。20~30代を中心に、大人の感染が目立っているのが今年の特徴です。
はしかはとても感染力が強く、1人の患者さんから12~18人にうつるといわれています。同じ空間にいるだけでうつることがあり、マスクや手洗いだけでは防ぎきれません。いちばん確実な予防は、MRワクチンを2回しっかり受けておくことです。母子手帳をひらいて、ご自身やお子さんの接種歴を確認してみてください。記録がない、1回しか受けていないという方は、かかりつけの先生に相談しましょう。
文責:福山市医師会 感染症対策委員 太田 茂
今月のトピック
◎病の時に見えてくる、健康の価値と人のやさしさ

私たちは日頃、当たり前のように朝を迎え、目の前の作業に集中している時には「健康のありがたみ」を忘れてしまいがちです。しかし、腰痛や頭痛、風邪、喘息など、いざ病気になり心と体が思うように動かなくなって初めて、健康の本当の価値に気づかされます。
ひとりベッドで過ごす時間は誰にとっても心細いものですが、同時に、周囲の何気ない優しさが深く心に染みる時間でもあります。家族の気配、遠方の友人からの便り、医療スタッフの優しい声かけ。普段、スマホ画面を眺める中で見過ごしていた他人のやさしさや時間の貴重さに、立ち止まることでようやく気づく。それは病がもたらしてくれる、小さな救いかもしれません。
人生の中でふと立ち止まった時、感謝の気持ちは、自分のための「願い」から、他者の幸福を思う「祈り」へと変わると言われます。病をきっかけに気づいた人のやさしさや尊さは、これから先の人生をより豊かにしてくれる大切な宝物になるでしょう。いまの休息は周りの温もりをエネルギーに変えて、また一歩ずつ進んでいくための『必要な休息』として、心と体をゆっくりと満たしていく時間にしていきませんか。
文責:福山市医師会 広報委員 大林 芳明
