【いきいき健康メール】を更新しました(2026年10月号)
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感染症情報
◎インフルエンザの早期流行に備えましょう

今年は全国的にインフルエンザの流行が例年より早く始まっています。8月下旬には全国の定点当たり報告数が流行開始の目安である1.0を超え、全国的に流行入りが確認されました。これは近年でも極めて早い流行開始とされています。
一方で、福山市では現時点で大きな流行には至っていません。執筆時点で最新の2026年第34週(8月17日~23日)のデータでは、福山市の定点当たり報告数は0.33(患者数4人)で、流行開始の目安である1.0を下回っています。また、広島県全体でも定点当たり0.37と、全国平均より低い状況です。
しかし、全国的な患者数の増加や県内での報告数の微増を考えると、今後福山市でも流行が拡大する可能性は十分にあります。特に学校や保育施設では集団感染が起こりやすく、秋以降は注意が必要です。
予防の基本は、手洗い、咳エチケット、十分な睡眠と栄養です。加えて、ワクチン接種は発症予防だけでなく重症化予防にも有効とされています。小児、高齢者、基礎疾患のある方は特に早めの対策を心掛けましょう。「インフルエンザは冬の病気」というイメージにとらわれず、今から備えることが大切です。
文責:福山市医師会 感染症対策委員 荒木 徹
今月のトピック
◎秋の体調管理

暑い夏でした。暑熱順化などと言われていたのが、つい先日のように思います。夏の疲労が残ったままだと、この先風邪やインフルエンザにかかりやすいと言われています。
また、これからの時期の寒暖差、気温低下も免疫力に影響し、特に高齢の方や仕事などで疲労が蓄積している方などはこういった影響を受けやすい傾向があります。気温の変化に応じての服装調節、質の良い睡眠と適度な運動を心掛けましょう。
10月は1年の中では比較的過ごしやすく、ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなどの新しい運動を習慣化しやすいかもしれません。また、この時期に旬を迎えるビタミンC(抗酸化)やβカロテン(抗酸化、免疫調節)を多く含む野菜や果物の摂取は免疫力を高めます。
かぼちゃにはビタミンA(視力、皮膚、免疫調節)が豊富に含まれており、きのこ類にはビタミンD(骨、免疫調節)やβ-グルカン(コレステロール低下)、果物にはビタミンC、が多く含まれます。食べ過ぎには注意が必要ですが、秋の味覚を楽しみながら健康管理を心掛けてゆきましょう。
文責:福山市医師会 広報委員 西川 敏雄
