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【感染症情報】不活化ポリオワクチンが始まりました

いきいき健康メール (2012年9月号)
2012年9月10日発行号
◎不活化ポリオワクチンが始まりました  ポリオという病気は、元気だった乳幼児が突然発熱し、翌日には両足に麻痺 がくるという大変恐ろしい病気です。  かつて日本でも多くの子供達がかかり、1961年母親達が立ち上がり、ソ連か ら生ワクチンの緊急輸入がなされ、そのお陰でポリオの撲滅に至りました。一 方で、生ワクチン接種児100万人に1人の割合でワクチン関連麻痺(VAPP)が 発生しており、その恐れがない不活化ワクチンを諸外国はかなり前から導入し ていました。  日本でもようやく9月1日より国が定める定期予防接種として開始されました 。定期接種対象者は、既に2回の生ワクチン接種済みの方を除いて、生後3ヶ月 から7歳6ヶ月までの方です。  接種忘れのないように、ご注意下さい。尚、本年8月以降に誕生した赤ちゃん は、11月1日から導入予定の四種混合ワクチンの接種となります。