いきいき健康メール (2013年10月号)
2013年10月10日発行号
◎『二の腕の・・・って、結核の予防だったのだ。』
これは、今年の「結核予防週間」の標語です。9月24〜30日は、結核予防週
間でした。
『・・・』は、はんこ注射、子供のころに受けたBCGの痕跡です。BCG
は、もちろん、結核の予防接種のこと、全員受ける義務があります。
BCGは、今年の4月から、今までの生後6か月までに接種することから、「
生後1歳まで(標準的には、生後5〜8か月)に接種すること」に、変更になり
ました。
結核は、子供のころに罹ると重症化することがありますが、BCGを接種す
ると、結核の発症を52〜74%、重篤な髄膜炎を64〜74%予防できると言われて
います。BCGのおかげで、子供の結核は、ほとんど無くなりました。
しかし、大人の結核を予防することが出来ないので、今でも、国内で年間2
万人以上の方が、結核を発症しています。
福山市でも、年間70人ほどの方が、結核を発症しています。その大部分は、
70歳以上の高齢者です。
咳や痰、微熱が、2週間以上続く場合は、結核の可能性があります。早めに
、かかりつけ医を受診してください。
福山市では、65歳以上の方は、無料で結核検診(胸のレントゲン)が受けら
れます。
1年に1回は、必ず定期健康診断を受けましょう!!