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【感染症情報】食中毒予防の三原則

いきいき健康メール (2016年8月号)
2016年8月10日発行号
◎ 食中毒予防の三原則  7月4日(月)、広島県下全域に食中毒警報(第一号)が発令されました。 ・食中毒警報とは?  食中毒警報は最高気温、最大湿度、不快指数の前3日間の平均値を用い、特 に食中毒が起こりやすい気象条件になったとき発令されます。警報発令期間中 は、高温多湿の環境で食中毒細菌が増えやすいため、食品の取扱いには注意が 必要です。 ・食中毒とは  食中毒とは、食中毒菌や有害物質が混入した飲食物を食べて発生する、下痢、 腹痛、おう吐などの健康障害をいいます。症状は、主に下痢、腹痛、おう吐な どの急性の胃腸障害ですが、ときに呼吸麻痺、脱水、腎臓障害などで死亡する こともあります。 ・食中毒を防ぐには  家庭での食中毒の発生を防ぐためには、次の三つのことを心がけましょう。 1.食中毒菌をつけない(清潔) ・食品、手、調理器具をしっかりと洗う。 ・食品の保存はふたやラップで覆う。 2.食中毒菌を増やさない(迅速・冷却) ・冷蔵が必要な食品は、すぐ冷蔵庫に入れる。 ・できた料理は時間をおかず食べる。 3.食中毒菌をやっつける(加熱) ・食品を十分に加熱して食べる。 ・調理器具を定期的に消毒する。  この三つを守れば、食中毒を防ぐことができますが、もし食後しばらくした あとで、お腹が痛くなったり、下痢をしたり気持ちが悪くなったりしたら、か かりつけのお医者さんに相談してください。