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【感染症情報】感染症対策「変わる」もの vs「変わらぬ」もの

いきいき健康メール (2017年1月号)
2017年1月10日発行号
◎感染症対策「変わる」もの vs「変わらぬ」もの  2017年最初の感染症情報をお届けします。このようなタイトルですが。その ココロは?  まず「変わる」もの-冬の季節に話題となる感染症として、インフルエンザ、 ノロウイルス、などがおなじみですが...  え?毎年「変わらない」じゃない。どこが「変わる」の?...  それは、ウイルスそのもの、なんです。  このたび、ノロウイルスの遺伝子が変異し、ヒトに感染しやすくなっている、 ということがわかりました。ウイルスの遺伝子に変異が起きると、過去に感染し 免疫を獲得したとしても、感染しやすくなっている可能性がある、ということ です。さらに、遺伝子変異が起きたウイルスでは、医療機関で診断に使う検査 キットの感度が低く、ウイルスを検出しやすくなってしまう、ということもある のです。  このように「変わる」相手への効果的な対策、それが「変わらぬ」もの- そうです。基本的な感染対策の徹底です。やはりまずは「手洗い」です。 みなさん、正しく手洗いできていますか?もう一度この機会に見直しましょう。 たとえば手洗いの順番(手のひら、手の甲、指先から間、親指、手首)はどう ですか?そしてさらに「うがい」「マスク着用」はどうですか?新しい年の はじめに確認をお願いしたいと思います。