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【感染症情報】手足口病

いきいき健康メール (2017年7月号)
2017年7月10日発行号
◎手足口病 手足口病は夏に多いウイルス感染症で例年は7月にピークを迎えます。 今年は全国的に4月ごろから報告数が増加しており、広島県でも発症が早くな っております。6月中旬時点で過去5年間の4.5倍になっています。 発症の90%は5歳以下の幼児で、口の中や手足に水疱ができます。お尻にできる のも特徴的です。水ぼうそうのようにカサブタになることもなく、発疹は軽症 です。発熱も3分の1くらいで高熱になることは稀です。有効な治療はありませ んが自然に治ります。 例外的に成人に発症した場合、重症化することがあります。全身に重症感のあ る多形紅斑様の発疹が生じ、大きな水疱や血疱を伴うことがあります。口内炎 も強く、飲食ができなくなります。重症例の流行は毎年異なるようですが本年 が当たり年かどうかは定かではありません。