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【トピック】夏の便秘

【いきいき健康メール】(2020年8月号)
2020年8月10日発行号
◎夏の便秘 季節によって便秘になりやすい原因は様々であり、夏も便秘になりやすい季節といわれています。便秘の原因を知り、しっかり対策しましょう。 原因として主に、 (1)水分不足:暑い時期は汗をたくさんかくため、水分不足となり便が硬くなる原因となります。 (2)夏バテからくる食欲不振:胃と連動して腸も活発になるため食べ物を食べないと腸の動きが鈍くなってしまいます。また便を形成するのに十分な食べ物が必要で、食べる量が少ないと便をしっかり形成できずに小さなコロコロした便になってしまいます。 (3)クーラーでの冷え:クーラーがついていると体が冷えてしまい、腸の蠕動運動が低下したり、血行も悪くなります。血行が悪くなると、腸のぜん動運動が弱まります。 対策としては、 (1)意識して水分補給を行う。 (2)食欲不振の場合には消化吸収に良く、柔らかい便ができやすい食事がおすすめです。食生活は便秘と関係していますので、しっかり対策しましょう。 (3)クーラーが効いている部屋で作業する際には薄手のカーディガンやブランケットを常備するなど、体を冷やさないようにします。 文責:福山市医師会 広報委員 西江学