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【感染症情報】ロタウイルス胃腸炎

いきいき健康メール (2012年7月号)
2012年7月10日発行号
◎ロタウイルス胃腸炎  ロタウイルス胃腸炎は、毎年冬から春にかけて流行する乳幼児の胃腸炎です。  白っぽい水のような下痢や激しい嘔吐が続くため、脱水を起こして入院に至 ることも多く、また脳炎・脳症の原因の一つでもあります。  今のところロタウイルス自体に効く薬はないため、ワクチンによる予防が唯 一の手段です。昨年11月に、我が国でもワクチンが導入(任意接種)されてい ますが、生後6週から24週までの間に2回接種をします。これにより重症ロタ ウイルス胃腸炎の発症は、92%予防できるといわれています。接種開始時期と しては、ヒブ・肺炎球菌ワクチンと共に、生後2ヶ月のお誕生日がお勧めです。