Home > メールマガジン > いきいき健康メール > 【感染症情報】おたふくかぜと難聴

【感染症情報】おたふくかぜと難聴

いきいき健康メール (2018年7月号)
2018年7月10日発行号
◎おたふくかぜと難聴 おたふくかぜは、ムンプスウイルスによる感染症です。耳の下からあごにかけ ての腫れや発熱が特徴で、合併症として難聴や髄膜炎が知られています。 特に難聴は、かつては1万人にひとり程度と推測されていましたが、近年の研 究では1000人にひとりと決してまれな合併症ではないことがわかってきました。 難聴になると回復は困難です。かかってよい病気ではありません。(今放送中 のNHKの朝ドラ「半分、青い」の主人公も幼児期のおたふくかぜで難聴になり、 片耳が聞こえない状態となっています) ワクチン接種により90%は予防できます。まれに、発熱や耳下腺の腫脹、頭痛 ・嘔吐などの症状がみられることがありますが、いずれも軽度です。任意接種 ですがぜひ接種をおすすめします。