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【感染症情報】アウトドアでの感染対策

【いきいき健康メール】(2021年5月号)
2021年5月10日発行号
◎アウトドアでの感染対策 コロナ禍で、3密を回避できるレジャーとして、アウトドアを楽しまれている方も多いと思います。 今回は、できるだけ安全にアウトドアを行うための注意点をまとめました。 (1)目的地は大丈夫?  遠出をしてしまって、万が一怪我や病気になった場合、病院の受診はできるでしょうか?  地域によっては県外からの旅行者の受診を好まれない(≒断られる)場合もあります。  県境をまたぐ移動については、目的地の自治体の指示に従いましょう。   (2)体調は大丈夫?  出発前に検温などを行い健康状態をチェックしましょう。 (3)一緒に行く人は大丈夫?  同居家族であれば、まず心配はありませんが友人と一緒に移動する場合には注意が必要です。  アウトドアに行く前から感染リスクが高まる行動をお互い避けるようにしておきましょう。 (4)感染対策は大丈夫?  キャンプ場だけでなく、キャンプ場に到着する途中(サービスエリア、観光施設)でも感染対策を行うようにしましょう。 (5)ダニ対策は大丈夫?  ダニに刺されることで「日本紅斑熱」「つつが虫病」「重症熱性血小板減少症候群」という通常の抗生剤が効かない重症感染症に罹患することがあります。  アウトドア後に体調が悪くなった場合には、医療機関で「アウトドアに行った」ことを申告しましょう。 文責:福山市医師会 感染症対策委員 太田 茂