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【感染症情報】(1)風しん第5期定期接種の期限が近づいています。(2)日本脳炎ワクチン接種の特例措置について

【いきいき健康メール】(2021年11月号)
2021年11月10日発行号
(1)風しん第5期定期接種の期限が近づいています。 1962年度(昭和37年4月2日)~1979年度(昭和54年4月1日)生まれの男性(以下「対象世代の男性」)は、公的に風しんの予防接種を受ける機会がなく、風しんの抗体保有率が低い(約3割は抗体を持っておらず免疫を有していない)ことがわかっています。 このため、2019年(平成31年)4月から、第5期定期接種として対象世代の男性に対する風しんの抗体検査・予防接種が無料で実施されていますが、2022年(令和4年)3月末で終了予定です。 なお、福山市から2019年度および2020年度に送付されたクーポン券の有効期限は、2022年2月28日まで延長して使用可能です。 (2)日本脳炎ワクチン接種の特例措置について 現在のワクチンに切り替わるまでに積極的勧奨の差し控え期間があり、1995年(平成7年)4月2日から2007年(平成19年)4月1日までの間に生まれたお子さんは接種機会を逃していることがあります。 そのため、2011年(平成23年)5月20日より、特例として20歳になるまでの間に定期予防接種が可能となっています。 概略として上記期間の生まれの方は、20歳になるまでの間に、第一期(初回2回+追加1回)+第二期1回の合計4回接種のうちの不足分を定期予防接種として接種できます。 詳細は福山市のWebでご確認ください。 2021年1月頃から12月頃までジェービックVの供給停止に伴う日本脳炎ワクチンの供給制限の影響はございますが、特例措置対象者の方は20歳になるまでにキャッチアップ接種をご検討ください。 文責:福山市医師会 感染症対策委員 眞鍋 明広