【トピック】朝のこわばり
【いきいき健康メール】(2023年1月号)2023年1月10日発行号◎朝のこわばり 寒い時期が来ると朝に手がかじかんで、手の指が曲げにくい、はばったい、むくんだ感じがしませんか? それを「朝のこわばり」と呼びます。 こわばりは何回か動かすと徐々に楽に動かせるようになります。だいたい15分以内で改善することが多いです。 1987年の関節リウマチの診断基準では「朝のこわばり」が少なくとも1時間以上持続するのが特徴の一つとされていましたが、「朝のこわばり」は関節リウマチ以外でもしばしばみられる症状のため2009年の新しい診断基準には含まれなくなりました。 しかし、「朝のこわばり」が長い時間続いたり、手の指や足の指の痛みを伴ったりする場合は、かかりつけの先生に一度ご相談ください。 福山市医師会 広報委員 作田 建夫