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【感染症情報】現時点でのコロナ療養期間の目安および出席停止期間の基準について

【いきいき健康メール】(2023年6月号)
2023年6月10日発行号
◎現時点でのコロナ療養期間の目安および出席停止期間の基準について 新型コロナウイルスの感染症が「5類」に移行したことにより、これまでは感染法の法的根拠による外出制限などが適応されていましたが、これからは外出を控えるかどうかについても原則「個人の判断」に委ねられるようになっております。そういった状況のなか、混乱を防ぐため厚生労働省から指針が公表されておりますので、その内容を皆さんにお知らせします。 外出を控える期間は? 「5類」に移行する前:感染法により、症状がある人は、発症の翌日から7日間が経過し、症状が軽くなって24時間経過したら解除できるとされ、外出自粛が求められていた。 「5類」に移行した後:発症の翌日から5日間は外出を控えるほか、症状が軽くなってから24時間程度は外出を控えることが推奨されるとしています。また10日間が経過するまではウイルスを排出する可能性があることから、マスクの着用や高齢者などとの接触は控えることなど、周囲の人への配慮を求めています。 学校への出席停止の期間は? 「5類」に移行する前:発症の翌日から原則「7日間」とされていた。 「5類」に移行した後:発症の翌日から原則「5日間」となった。ただ、症状が軽くなってから1日経過していることも必要とされているうえ、発症の翌日から10日間はマスクの着用が推奨されています。 文責:福山市医師会 感染症対策委員 宇高 毅