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3.元気がない、機嫌が悪い

知っておきたい子どもの救急


はじめに

  1. 子どもの症状をみるポイント
  2. 病院のかかり方
  3. 元気がない、機嫌が悪い
  4. 発熱
  5. けいれん
  6. 咳、喘鳴(ぜいぜい)
  7. 腹痛
  8. 嘔吐・下痢
  9. 発疹(じんま疹)
  10. 頭部打撲
  11. 異物誤飲
  12. こどもの救急蘇生
  13. 相談窓口

おわりに

 元気がない、機嫌が悪いなど、子どもの様子が「何となくいつもと違う」ことが病気に気付くきっかけになることがあります。発熱などをともなえば感染症の、手足が冷たい場合や、尿量が少なく元気や活気がない場合には脱水症や低血糖の可能性があります。泣き止まないなど機嫌が悪い場合は、中耳炎、腹痛(※腸重積など対応を急ぐおなかの病気)などの可能性があります。視線が合わない、目がうつろですぐに眠ってしまうなど意識障害をともなう場合は、けいれん、脳の病気や重い低血糖などの可能性があり急いだ対応が必要です。

※腸重積 腸が腸の中に入り込む病気

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  • 体温を測りましょう。発熱していれば解熱剤を使ってみましょう。
  • 手足が冷たい、尿量が少ないなど脱水症が疑われる場合は水分を補給してください。

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  • 意識の状態が普段とちがうとき
  • 顔色が悪い状態が続くとき
  • 水分補給を行っても活気不良、機嫌不良が続くとき、尿量が少ないとき
  • いつもと違う泣き方が続くとき

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