はじめに

知っておきたい子どもの救急


はじめに

  1. 子どもの症状をみるポイント
  2. 病院のかかり方
  3. 元気がない、機嫌が悪い
  4. 発熱
  5. けいれん
  6. 咳、喘鳴(ぜいぜい)
  7. 腹痛
  8. 嘔吐・下痢
  9. 発疹(じんま疹)
  10. 頭部打撲
  11. 異物誤飲
  12. こどもの救急蘇生
  13. 相談窓口

おわりに

 平成15年に「お母さんの知っておきたい子どもの病気(内科 編)」を広島県医師会から刊行しました。このころと比べて大き く変わったことは、インターネットに容易にアクセスできるよ うになり、病気に対する情報を得やすくなったことです。イン ターネットやSNS の情報は正しいものもあれば、誤った内容も あります。そのためネット情報によって不安が増強することが あるかと思います。このマニュアルは、そのような保護者の方 にも役に立つように、病気の家庭でのケアや受診のタイミング などをわかりやすく記載しました。
 大切なことは日頃の子どもの様子をよく観察しておくことで す。そして「いつもと違う」かどうかを目安に、急いで受診し たほうが良いかどうかの判断に、このマニュアルを参考にして みてください。また普段から子どもによくみられる病気やその 対応を学んでおくことも大切です。

令和元年9月9日

広島県小児科医会
広島市立舟入市民病院 小児科
岡 野  里 香

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